ペーパー

□続・甘いものにはご用心
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土方は夜が遅い。
仕事をしているせいだが、夜中に起きているとなぜだか無性に腹が減る。
さらに処理しても一向に減らない目の前の書類に苛立ちが募り、ストレスから更に腹が減る。
それは当然、いつも銜えている煙草で解消されるはずもなく、甘党の彼がつい菓子に手を伸ばすのも致し方なかろう。
だが問題はたまに、そのまま歯も磨くことなく陥落してしまうということだ。文机に突っ伏し、気が付けば朝、ということが侭あった。
そして今回の騒ぎへと発展したのだ。






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