公務員試験の勉強法
□人文科学
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公務員試験には1ページに小説やコラムの一節が書かれていて「次の文章を読んで趣旨にふさわしい選択肢を選びなさい。」という問題が1〜3問、必ず出題されます。この種の問題はよく読めば必ずわかるものもありますから、ボーナス問題と考えましょう。(古典や哲学は少し難しいですが)
この種の問題には3つのコツがあります。
【 文章を読む速さ 】
この種の問題には『時間がかかり、他の問題の時間が奪われる』というデメリットがありますが、これは意外と普段から小説や新聞なんかを読んでいる人には自然と“速読”が身についていて、大丈夫なものなのです。ですから、文章を速く読める力は大きな武器です。
【 先に選択肢を見てみる 】
先に選択肢を見てみましょう。明らかに違うなと感じるものが1つくらいはあると思います。まずそれに△印をつけて絞る事ができます。
【 定番・有名どころは読んでおく 】
夏目漱石や源氏物語など、少し言葉が古く読みづらい文章でも、有名な小説(国語の教科書なんかに載っているものは特に!)は読んでおけば、文章を読む時間がゼロに短縮できるのです。しかも選択肢も非常に選びやすくなります。
文学では、
『春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて』
など定番の言葉を抑えておきましょう。マイナーなものはあまり出ないと思います。
なお、
〔 問 〕
『冬はつとめて』の“つとめて”とは何をさすか?
のような問題もよくありました。(正解は早朝の事ですね)
古典は有名どころを!ですね。