novel

□桃×富樫
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「ひとっぷろ浴びにいくか?桃」
「そうだな」
桃と富樫は久しぶりの休暇を利用し温泉旅行に来ていた。
脱衣所について裸になる。
「おお、お前は相変わらずいい体だな!あんなでけぇガキがいるなんざ誰も思いもしねぇよな」
「そうか?お前だって中々のもんだ」
「いやぁ、おりゃあもう駄目だって」
富樫は苦笑しながら答えたがそれは多いに謙遜だと桃は思った。それどころか…ますます肌艶が良くなっていてなんというか色気が凄い。若い頃になかった妖艶さが身についたのかもしれない。不覚にも桃はみとれていた。
「おーい、桃ぉ温泉気持ちええぞ!さっさとこんか!」
富樫は普段塾長の秘書を勤める時の堅い口調を忘れて話ている。桃はいつの間にか富樫と自分の間に壁ができていたように感じていたからそれが嬉しかった。
「貸し切りじゃのぅ」
「俺が富樫をか?」
「なっ!ば、馬鹿たれ!
」桃は至近距離から富樫を除きこんで言った。それこそ口と口とが触れそうな間隔だった。
「桃…近い」
ガラガラ
誰かが入って来たようだった。桃はすっと富樫から離れた。
「お前、真っ赤だな、のぼせるぞ」
「誰のせいじゃい!全く!」
富樫は風呂から上がり体と頭をごしごし乱暴に洗って出て行った。
「おい、先に部屋帰っとるからな」
「了解」
桃は顔の半分ぐらいまで湯に埋もれていた。
風呂から上がって部屋に戻ると既に布団が二組敷かれていて片方に富樫が俯せに寝転がり足をパタパタさすていた浴衣の裾がめくれあがって足が見え隠れしている。
「あっ、すまねぇ桃こんなかっこでよ」
富樫は起き上がろとしたが桃は素早くその上に乗りかかる。
「も、桃…」
「お前があんまり可愛いから我慢がきかない」
「可愛いってこんなおっさん捕まえて…ってさっきからケツに何押し当ててやがる!」
桃のそこはすでに勃起していて富樫の尻にグリグリと押し当てられている。
「富樫…抱きたい」
「っ桃」
「俺の気持ちを知らんでもなかっただろ?」
「それは…」
「もう、逃げるなよ」
(こいつはずるいのぅ…)
「好きにせい…」
「ふっ、おまえらしいな」
桃は後ろから富樫の浴衣をはだけさせて肩から腰のあたりまでずり下げ、首筋から肩甲骨や背中の中心を執拗に舐めまわした。
「っ…あ…お前、しつこい…」
「オヤジですから」
「おいおい…」
富樫の両足を開かせ桃は体を割り込ませた。そのまま覆い隠り富樫の耳元に口をよせ甘噛みした。
「お前さっきより大きくなってないか?」
「そうだな」
「って、うおっ!?」
桃は富樫を抱えて俯せの状態からいっきに座位の状態に起き上がった。富樫は桃に背中を預ける形になった。
「桃…これ…」
「大丈夫だ…」
桃は富樫の脇の下から両腕を通し二つの胸の飾りを弄んだ。
「あっ、うっ…はん」
「凄い感じてるな」
「い、ゆうな…」
指で摘んでコリコリと弄ったり、引っ張ったり押したり乳首が赤くなってヒリヒリするぐらいだ。それから腹を撫で摩るように手を移動させついに桃の手は富樫の股間に到達した。
「ん…くん…」
「もうヌルヌルじゃないか」
「あっ、だって…お前がネチネチと虐めるからだぞ…」
「だがおれが虐めたのは乳だけだからなぁ…これでしたまで突き抜けてるってことは中々淫乱かと…」
「っ…馬鹿野郎」
桃は手の動きに緩急をつけて富樫を絶頂へと導く。
「ひうっ!くっ!」
「いってしまえよ」
「う、いく!出る!」
桃の手の平に白濁を放ち富樫ははてた。富樫は射精の余韻でクッタリとして桃にもたれ掛かってきた。その様子がなんとも悩ましくはかなげで桃の芯がたぎった。手の平の液体を尻の穴に塗り込め中をほぐす。
「ひっ!く…痛い」
「慣らさないと余計痛いだけだ」
段々指の本数を増やし3本入るようになった。桃は3本の指を富樫の腸内でバラバラと折り曲げたり広げたりした。尻の穴のヒダまで丁寧になぞった。
「富樫…入れるぜ」
桃は富樫を仰向けに寝かせ挿入しようとした。
「っ良かった…だって後ろからじゃ、お前がみえなくて不安じゃ」
「…わざとか?頼むから一々煽るようなことを言うな、こっちも限界だ!」
そういって桃は自身をずぶっとつきいれた。
「あっ、ああ…いぎっ」
富樫の中は熱くて蕩けそうで気持ちよくもう少し堪能していたかったが余裕がなく桃はピストンを早めた。
「桃ぉ!桃ぉ!」
「くっ!いく!」
桃は腰を痙攣させて富樫の中に放った。

「大量に中にぶちまけおってお前わ!」
「すまんな」
「本当にそう思っておるのか?」
「富樫、俺の秘書になれ」
「はぁ?塾長どうすんだよ?」
「さぁ、どうするかなあ?」
桃は富樫奪還策を思案していた。オジサンのン10年越しの恋ははてさて実りますことやら
終わり
 

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