てきすと

□乾燥パイナップル
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「唇の端が切れたらしく、地味に痛いです」










「…え、どうしたの急に」

骸クンは、いつものように僕を無視して本を読んでいた。生返事な骸クンに紅茶とチョコを渡して。

僕は骸クンの読書姿を見て指キレイだなとか首筋エロいなぁとか思いながらチラチラ盗み見してた。減るもんじゃないしね。

そしたら急にあんなこと言うし。この部屋の空調は完璧なはずだよって返したらそれはそれで煩そうだな。


「今すぐ乳液と化粧水、リップクリームに加湿器を用意しなさい!」

「えー…めんどく」

「僕がカサカサになっても良いんですか!?貴方はそれで良いんですか!!」


「えっ、と…」


凄い勢いで言い返して来る骸クンに負けて結局用意するはめになった。適当に選ぼうと思ったけど、その後またあんな感じに説教?されるのもなぁ…。


…あ……!




そうだ、桔梗!
桔梗なら化粧もしてるし、なんかケアとかしてそうっ

思い立ったらすぐ行動ってことで早速、桔梗に聞いてみた。
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