02/05の日記

18:53
dirty hands
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こんな手を温める手袋なんてないだろう
包帯なんて大袈裟すぎて
逆に恥ずかしいけど
誰かが優しい理想を語っていたけど
彼は多分リアリストさ そして大嘘つきなんだ

集めていたい 拾っていたい
無くならないもの以外を
言い逃れ それに追い縋れ
どうしたって 人って笑えるぞ

握ったり開いたり そんなのは要らないさ
手を取り合って そんなお決まりは役に立たないのさ
誰かが「心は掌にある」 そう言ったけど
殴るときは心隠すの だから祈るときは合わせるの

向き合わない 立ち向かわない
そうやっても戦いは続く
安全地帯居たい でも痛い
どうしたんだい?笑ってみろよ

こんな手を隠せるだけの手袋なんてないよね
ああ もう 面倒くさいや
弱いけど まあ いいや
誰かが「心は掌にある」 そう言ったから
触ることが怖くなったし好きになったりもしたんだ

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18:43
ダイバー
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散乱するノート切れ端
失敗した証明の数々
まだ怖がっているのかな
そんな筈あるわけない

浅瀬で騒ぐ子供みたいな大人
鼻で笑えれば大丈夫 もっと深く潜れるはず

ポイントは此処に決めたよ
教えてもらった場所だよ
呼吸を整え消えていった 勇敢なダイバー
今どれくらいだ?

地上の光はまだ届いている
引き返す人の肩がぶつかる
怖じ気づいたりしないぞ
息はまだ永く持つ

浅瀬で迷う知った顔の誰か
その声はもう聞こえない でも
戻るにはまだ早い

見える景色も違うだろう
此処はとても綺麗すぎて吐き気がする
呼吸を止めて 勇敢なダイバー
今どれくらいだ?

力無く浮かんでいく何かが横切った途端
急に怖くなった
振り返って確かめる勇気もない
苦しかったことにも今更気づいてしまった
愛情と同情 迫り来る映像 呼吸を止めて
どれくらい 経つ?

ポイントは此処に決めたよ
教えてもらった場所だよ
呼吸を整え消えていった
勇敢なダイバー
今どれくらいだ?

見える景色も違うだろう
此処はとても綺麗すぎて吐き気がする
呼吸を止めて 勇敢なダイバー
今どれくらいだ?

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18:02
屋上
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ある晴れた午後に道草を食ってたよ
彼女の胸ポッケには煙草が隠れている
そのまま駅のベンチに腰をおろした
彼女は慣れた手つきで煙草をくわえた

誰もいないことが寂しくないなんて
誰もいないことがこんなに幸せなんて

ある晴れた午後に屋上に行ったよ
彼女の白い腕は切り傷がついてる
それを隠すように袖を伸ばした彼女はまたポッケから煙草を出した

君といることが悲しい訳じゃない
だけど何故だろう 涙が溜まっているのは

ノートもペンも棄てて飛び出して来たら
五月の匂いはあまりに優しすぎる

誰もいないことが寂しくないなんて
誰もいないことがこんなに幸せなんて
君といることが悲しい訳じゃない
だけど何故だろう 涙が溜まっているのは

ノートもペンも棄てて飛び出して来たら
五月の匂いはあまりに優しすぎる
人も世界も忘れ飛び出して来たら
五月の屋上はあまりに眩しすぎる
あまりに優しすぎる

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17:50
低知能殺戮兵器
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磁場が狂うのは最近決まってサイレンの後
呼び出してみるとやっぱり機嫌は最悪
最終列車が旅人をミンチに変えても
そいつの脳には白黒に影が映るだけ

哀しみの味は知らない
タバスコ飲んではち切れる
暴風濃霧地獄絵図
恥ずかしがらずに見せてよ

低知能殺戮兵器 もぎたてレモンを搾るよ
hey シノウ suicide days
彼女はけしてひとりじゃない

磁場が狂うのは最近決まってサイレンの後
説明書とかは最初に捨ててしまったし
細菌兵器が恋人をゾンビに変えても
そいつの脳にはあやふやに影が映るだけ

喜びの味は知らない
コカ・コーラ飲んではち切れる
溶岩ドーム割れてきた
恥ずかしがらずに見せてよ

低知能殺戮兵器 もぎたてレモンを搾るよ
hey シノウ suicide days
彼女は何か間違っている

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17:41
花束からはぐれちゃった
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何処に咲いたのかとうに忘れた
自分がどうしてここに居るのかも
誰かの想いを乗せて届ける筈だったのに
風に吹かれている

選ばれたから生きてこれたよ
只なんとなく世界を眺めた
どうせ愛だろうどうでもいいや
花束からはぐれちゃったから

晴れでも 雨でも 関係なかったんだ
曇りの空だよ どうでもいいけどさ

こうなってしまったら後は枯れるだけ
遅かれ早かれ皆そうだけど
元々無い自由だ 今更欲しくないが
孤独感じたのは今ではなかった

雨降り 突然 泣いている様な感じ
晴れたらきっと笑ったような気分

晴れたらどんな気分 なるだろうか
雨しか知らずに終わりそうさ

幸せ それでいい もうよくわからないな
僕だけにしかわからない筈なのにな

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17:34
Iceman
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暫く何も言ってない
許される距離に甘えてる
自然摂理に則っとたら
悴んだ指は動き出す

黙れよ、もう喋るなよ
狂わせたいのはわかるから
時代背景考えろよ
地団駄踏むのはいつも君
よく似た顔をしているだろう
身体がとても冷たいだろう
暗い場所がお気に入りの君にとてもそっくりだろう

心配かけてごめんな
これほどの嘘はないだろう
心の中では笑っている
心臓は素直に正常に

Iceman 名前を呼んでくれ
ずっと傍に居てくれよ
kiss me 凍った唇で
僕を凍えさせてくれよ

黙れよ、もう休むなよ
味わっただろう充分に
大三角を見つけたらその中心に旗を置こう
いつだったか思い出せない
つまりはそう記憶喪失
呼吸以外を覚えたこと
嫌いな世界選んだこと

実際そんなもんだ
諦めるのは容易いだろ
髪の毛に触れて驚いた
こんなに似たものがあるなんて

Iceman 傷に触れてくれ
だけど痛みは忘れさせてよ
kiss me 透明な唇で態度変えさせてくれよ

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