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□“†夢のドラゴン†”
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主人公「俺まだ決定押してないじゃん!!??
    既に俺に選択権ないとかおかしいじゃん!!??」


では名前を…


主人公「聞けぇ―――ッ!!!!###」


“garbage”と勝手に決めます。


garbage「決めんなぁぁぁああッ!!!!
    お前にどんなけ決定権あるんだァァああッ!!!!####」


…。


garbage「(あれ?しょげちゃった?)あぁ;でも、なんかさ、
    かっこいいイメージの名前だね;」


意味は主に“台所から出てくる生ごみ”です。っぷw


garbage「みとめぇ―――ぇんッ!!!!###
    姑息(こそく)な演技すな―――###!!!」


ではこの辺で真面目に…


garbage「おい、まさか今までのユーザー全員こんな具合に決めたんじゃないだろーな」


ご安心ください。お客様だけです。


garbage「俺にどんな恨みがあるんだよッ!!
    ばっか!!涙出てきたじゃんかぁ!!」


だからこの辺で真面目にいたしますよ。
私はかなり楽しみましたし。


garbage「人で遊んでんじゃねぇっつーの」


では、武器を贈呈します。
攻撃力は並を遥かにしのぎます。

今までのお詫びというやつです。


garbage「まじで?ありがとうッ!!!」


…ではwどうぞwwwwお受け取りくださいwwwwww


garbage「なんか声思いっきり笑ってないか?」




急に暗闇から、六角形の形をしたものが何枚も出現し、
それがうまく結合するようにつながった。

かと思うと、それはまた分裂し、どこかに消えた。


しかし先ほどの壁の後ろに、宙に浮くナイフがあった。


主人公“garbage”はそれを手に取った。


…。苦しいことも、時にはあるでしょう。
名前を勝手に決められるとか。


garbage「誰のせいだよ」


…それでは最初のマップへ飛ばします。

最初のマップは、どの誰も、同じところから始まります。

モンスターも弱いです。
しかし、そこから街を探すことが最初の難関となります。



ゲームログアウトはいつでもできますので、
マニュアルも武器に取り付けてわたしておきました。

後で読んでください。


garbage「不本意な始まり方だよまったく…
    最初からテンションさがるー…」


いつものわたしならば、「お気をつけて」といっただけでしょう。


あなたは特別です。
この言葉は、私の親友にしか使いません…。



ゲートを開きます。

暗号解析完了。
それでは、ご武運を祈りますよ。


garbage「なんだぁ…。普通とあんまかわんねぇのね。
    てっきりもっとかっこいいこと言うのかと…」



“願わくば君に幸よくあらんことを…”



garbage「ぇ…」


その言葉を聴いた瞬間に、
急に足元がなくなったように、バランスを崩した…



序章…『試練』




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