鳳「あれ〜?これ、どうやるんだったかなぁ…うーん…」
宍「長太郎、どうしたんだ?」
鳳「…あ、宍戸さ〜ん!俺、タグとかがよく分かんなくて…画像リンクしたいんですけど…やり方がわかんないんです」
宍「俺も、その辺の知識はないからな。…ちゃんと、調べたのか?」
鳳「そんな、面倒臭いですよ〜〜…あ、そうだ!あそこの管理人さんに聞けば良いんだ!」
宍「え?」
鳳「『タグってどうやるんですか?』って掲示板に聞けば、きっと丁寧に教えてくれますよ♪」
宍「お前…それは、相手の管理人にとって迷惑極まりない行為だぞ」
鳳「でも俺、まだ中2ですし…難しい事は、よくわかんないです…」
宍「ネットの世界ではな、実年齢なんて関係ねーんだよ。パソコンがあれば、それで調べろ。タグを説明してるサイトなんて、山ほどあるだろ。携帯サイトを運営してる場合は、その借りてるサーバー元(魔法のiらんど・フォレストページ・00HP等)のサイトに行けば、大抵の事は書いてある。まずは、自分で疑問点を解消する努力をしろ。何でもかんでも人に教えてもらってたんじゃ、いつまで経っても自立出来ないぞ」
鳳「……だけど、少しでも、自分の負担を減らした方が、効率が良いじゃないですか」
宍「自分の負担は減るけど、相手の管理人に負担をかけてどうすんだ。解りやすいように説明するのも、結構骨の折れる作業なんだぜ?」
鳳「この前、掲示板で管理人さんに聞いたら、丁寧に教えてくれましたけど…」
宍「それは、『掲示板』だからだ。掲示板なんて他の人の目もあるから、管理人も無下には出来ないだろ。一見、丁寧に教えてくれてるように見えても、管理人のストレスは確実に溜まってると思うぞ。個人的に仲の良い人なら別だけど、大して知りもしない奴に、何で自分の時間を割いてまで教えてやんなきゃいけねーんだよ。大した努力もしねーで、いきなり人に頼ろうとするな。あんまり質問してくる奴が多いと、それがウザくて掲示板を閉鎖する場合だってあるんだからな」
鳳「えっ…そ、それは駄目です!もう、お話出来なくなっちゃうじゃないですか〜」
宍「そのぐらい、頻繁に『教えてくれ』って言ってくる奴は嫌われるって事だよ。自分の事ぐらい、自分でやれ。人に迷惑かけるな。…そのぐらい、お前にだって分かるだろ?」
鳳「……はい」
宍「もし、調べても分からなかったら…管理人に聞いてみても良いかもしれないけど、質問事項を絞って、わかりやすいように質問しろ。何度も言うけど、全ての過程をぶっ飛ばして、いきなり管理人に質問するような真似はするんじゃねーぞ。そういう質問は的を射ない事が多いから、すぐ分かっちまうんだ。ちょっと調べれば分かるような簡単な事を聞いてくるとかな」
鳳「そうですね。努力してみます」
宍「あと、質問に答えてもらった後は、お礼も忘れずにな。感謝の言葉が無ければ、二度と教えてもらえなくなるぞ」
鳳「わかりました!」
宍「まぁ、こんな所か。『中学生だから分からない』とか、『中学生だから知らなかった』なんて、ネット上で年齢を盾にするような発言はするな。管理人からしてみれば『だから何?』って感じだ。寧ろ、言い訳がましく聞こえて、ますますお前の印象が悪くなる。今度から相手にしてもらえなくなるから気を付けろよ」

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