鳳「えへへ〜」
宍「どうしたんだ、長太郎。やけに機嫌が良いな」
鳳「実は、仲の良い管理人さんと遂に相互リンク出来たんです!!ずっと、掲示板に書き込みしてて、メールアドレスも教えてもらって…そこから交流が始まったんですけど、初めての相互リンクだから、もう嬉しくて〜♪」
宍「……へぇ」
鳳「あ、宍戸さんヤキモチ妬いてます？心配しなくても、俺の一番は、いつだって宍戸さんですよ」
宍「ば、ばか！そんなんじゃねーよ!!」
鳳「（照れてる…可愛いなvv）それでですね、感謝の気持ちを込めて、相手サイトさんにイラストを贈ったんです！」
宍「あぁ。…いいんじゃねーの？」
鳳「…だけど、相手の管理人さんから、まだイラストが来てないんですよね…どうしよう。ちょっと、聞いてみようかな？」
宍「……お前は、イラストが欲しくて相互リンクしたのか？」
鳳「え！ち、ちがいますよ〜!!そんな訳ないじゃないですか!!!」
宍「だったら、わざわざそんな事を聞く必要なんてねーじゃねぇか。さり気なく聞いてみても、相手にとってみればイラストを要求されてるみたいで、気分良くねーだろ」
鳳「で、でも…折角の相互なんですから、イラストぐらい交換しても…」
宍「あのな…『相互すれば作品を贈り合う』なんて決まり事は、どこにもねーんだよ。お前が自分の作品を相手に贈るのは勝手だが、相手にそれを強要する事は出来ない。それでも、『何か下さい』なんて堂々と言える奴は、面の皮が厚いとしか思えねーな。相手に嫌われる覚悟での、その発言なのか」
鳳「うぅ〜…確かに、そうですね。管理人さんにだって、色々と都合があるでしょうし…」
宍「管理人だって、暇じゃないからな。初対面での相互申し込み、又はそれに似たような行為(強引な勧誘など)によって相互リンクの約束を取り付け、更には相互イラストの交換要求なんてしたら、もう最悪だぞ。相手の管理人は、相互リンクした初っ端からリンクを切りたくなるだろうよ。そういう『物乞い行為』は、端から見ても見苦しいからやめといた方が良いな。言うまでもないが、初対面での『物乞い』なんて言語道断だぞ」
鳳「さ、流石に、それはないんじゃ…」
宍「俺、この前見たぞ。『サイトの中の作品を、ひとつ私のサイトに掲載させて下さい』って掲示板に書いてた不届き者をな」
鳳「…世界って、色んな人がいるんですね(遠い目)」
宍「こういうマナーサイトを読んで、それを猛烈に嫌がる人がいるって事を、少しは考えてくれよな」