鳳「う〜ん…どうしようかなぁ…」
宍「長太郎?何、一人で唸ってんだよ」
鳳「…あ、宍戸さ〜ん。実は鍵のついた『裏』部屋を作ったんですけど…でも、そのパスを請求制にすると、メールのチェックしなくちゃいけないし、あんまり気乗りしないんですよね。それなら、サイトのどこかに隠そうかなって考えたんですけど…いい隠し場所が見つからなくて……どこもすぐに見つかっちゃうような気がするんです」
宍「……携帯サイトだと、隠し方なんて限定されてくるからな」
鳳「そうなんですよ。『裏』を見るのも全て自己責任で、閲覧者さんの判断に任せたいんですけど…あ、ランキングの中に隠したら良いかな?記号化したランキングを並べて、そのどれかにパスが隠れてますよ〜って説明書きをするんです!そうすれば、『裏探し』の目的でランキングをクリックした時点で規約に同意したと見て、責任も相手側に帰属すると考えられるし、俺のサイトの順位も上がって、一石二鳥ですよね!!」
宍「バカ。お前、そんな事したら他のランキング参加者から冷めた目で見られるぞ」
鳳「え?でも…結構、やってるところ見ますけど…」
宍「ランキングによるパス隠しはな、例えランキング規約に書いてなくても、マナーとしてはNGだ。そもそもランキングってのは、自分のお気に入りサイトに投票して順位を上げるものだろ?そんな裏目的の奴等に押させるなんて、他のランキング参加者と比較してみてもフェアじゃないし、周りからも嫌われやすいぞ。場合によっては、『何でランキングにパス隠ししてるの?』っていう苦情がくる事もある。それを嫌がる人は、結構いるんだよ。同じランキングに参加してる奴だったら、特にな」
鳳「そ、そんなにマズイんですか…」
宍「あぁ。自分のサイトの閲覧者を巧みに誘導してランキングをクリックさせてるんだから、ランクリ不正と同義だと考えてもいい。それに、そんなんで順位が上がって嬉しいのか?パスさえ入手されれば、もう押してもらえなくなるぞ」
鳳「あっ…それは嫌です!やっぱり、自分の実力で評価されたいですから…」
宍「最初は上位にいても、そのうち順位が下がってきて、他の奴等に嘲笑されるかもしれないしな」
鳳「……パス隠ししてるのに順位が芳しくなかったら、惨めですもんね」
宍「自分の参加ランキングを、あんまり私物化すんなよ。…あと、パス隠しとは別に、たまにランキングを☆や◆などに記号化して並べてる所もあるが、あれもランキング管理者に失礼だからやめた方がいい。自分のサイトを、記号化されて紹介されたら誰だって嫌だろ。それに、閲覧者も何のランキングなのか分からないから、非常に困るんだ。あんまり押してもらえなくなるぞ」
鳳「あれは、サイトのデザインを崩さないために記号化してるんですかね…?」
宍「…さぁ、その辺の理由は俺もよくわかんねーけど。これと似たケースで、ランキングの簡略表記化も、あまり好まれる事じゃないからな。もし、トップに置いてるとサイトデザインが崩れるから嫌だって言うんなら、リンクページの中にでも『参加ランキング』として、ちゃんとランキング名をつけて載せておけ。それだけで、お前のサイトのイメージはガラリと変わるぞ」
鳳「他のサイトの管理人さんが不快に思ったり、閲覧者が困るようなランキングの参加の仕方は控えた方が良いって事ですね」

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