宍「今回は、よくサイトが閲覧者へのサービスとして実施している『キリ番』についての説明だ。『キリ番』というのは、文字通り、キリの良いカウンターの数字を表すもので、キリ番をやっているサイトなら、それを踏むと自動的にリクエストする権利が発生する」
鳳「わーい!大好きなサイトさんで、キリ番踏んじゃった!早速、掲示板にリクしないと…」
宍「キリ番を踏んだ時は、そのサイトの注意書き等をよく読んで、それが本当にキリ番なのか確認しろ。大体、カウンターの横に次のキリ番の数字が書いてあったり、『初回必読』の中にキリ番の説明があったりするからな。『必読』に"キリ番はやってない"って書かれているのに掲示板にキリリクなんてしたら、『お前、"最初に読め"って書いたページを読んでないのか?』って思われて、印象が悪くなるから気を付けろよ。キリ番の種類としては、1000単位(キリの良い数字)、ゾロ目(1111・2222等)、ミラー(1221・3553)、特別な数字(929[キャラの誕生日ナンバー]・4410[シシド])等があるが、サイトによって設定は様々だ。キリ番をやってる所なら、ちゃんと詳しい説明が書かれているはずだぞ」
鳳「俺が取ったのは、3000番でした!え〜と…どんなのを、リクエストしようかな…」
宍「サイトの管理人にはそれぞれ、専門とするものや、得手不得手などがある。例えば、小説サイトでイラストをリクエストするなんて論外だ。あとは、サイトで取り扱ってないキャラや、カップリングの話なんかもリクエストすんなよ。サイトによっては、『小説のみ・裏は受け付けない』などの制限を設けている所もあるが、それが無い場合、一度サイトの作品を一通り見渡してみるのがいいだろう。小説の中に、『忍跡』と『鳳宍』の作品があるのなら、管理人はその2作品を書く事が出来るのだろうし、作品が『小説』と『イラスト』と分けてあるのなら、そのどちらか一方のリクエストを受け付けてくれるのかもしれない。それでもよく分からない場合は、掲示板やメールで自分の踏んだキリ番を自己申告した上で、管理人とキリリクについて相談してみるのが良いだろう。…まぁ、初訪問で偶然踏んじまった閲覧者の困惑を防ぐためにも、管理人は【どんなリクエストなら受け付けるか】を、予め明記しておくべきだと思うけどな。キリリクをする際、自分のHN、獲得したキリ番、リクの明確な内容は必須だ。…だけど、これらだけで三行カキコのようになってるのは避けた方が良い。書くなら、合わせて既存のサイト作品の感想なども入れるべきだな
鳳「今回は『鳳宍小説』サイトさんなので、それをリクエストします!内容は…『宍戸さんが、両親同士が仲良い長太郎と幼馴染の女の子に嫉妬しちゃうんだけど、素直じゃないから自分では何も言えなくて、いつか長太郎がその子に取られちゃうんじゃないかってヤキモキしちゃうんです。でもやっぱり、長太郎は女の子と一緒にいた方が幸せになれるよな〜ってグルグル考えちゃって、もう訳わかんなくて、そんな中、長太郎とその子が婚約したみたいな噂が流れ始めて、宍戸さんはショックを受けちゃうんですよ!でも、怖くて真実は聞けなくて、「このまま自然消滅の方が傷が浅くて済むかな…来年は、1年間離れ離れになるんだし」って考えた宍戸さんは、長太郎から距離を置くようになるんです。急に素っ気無くされた長太郎は意味がわからなくて、その幼馴染の子に色々と相談するんだけど(実は、宍戸さんとの関係を知っている)、それがますます恋人同士の愛の語らいのように見えてしまって、「もう俺は、長太郎に必要ないんだ…」と考えてしまった宍戸さんは、もうつらくて、氷帝の高等部にも行きたくなくて、ちょうど家の中で話題になっていた学費のかからない公立高校の受験を決意するんです。だけど長太郎は、それを知らないから、宍戸さんが氷帝以外の高校に行くなんて夢にも思ってなくて、宍戸さんが受験に受かって既に入学手続きまで済ませた時期になってようやく先輩達から真実を聞かされるんですよ!最後は誤解も解けて元鞘に戻るんだけど、結局宍戸さんは公立高校に進学し、その1年後、長太郎は家族の反対を押し切って、宍戸さんを追って同じ高校に進学する…みたいな、前編・後編ぐらいな話をお願いします〜vv』……と、これでいいかな♪」
宍「……お前…それなら、自分でサイト作って自分で書けよ…(って言うか、何だそのメルヘンチックな設定は)
鳳「え?…これじゃあ、駄目ですか?」
宍「あんまり詳しい設定を要求されると、管理人はそれだけでプレッシャーになる。『そんなに設定が決まってるんなら、自分で書け』って、普通は言いたくなるだろ。あと、他のリクもあるため、小説の場合、キリリクは一話完結型が基本だ。閲覧者がその形式について要求する事じゃない。…ひとつのリクを前編・後編で分けさせるなんて、管理人の仕事を更に増やしてどうすんだよ」
鳳「そうですね…初めてだったから嬉しくて、つい興奮しちゃいました。『鳳宍小説で、長太郎と仲の良い女の子に宍戸さんがヤキモチ妬いちゃう話』にしておきます」
宍「それがいいな。…因みに、キリ番を取るためだけのカウンター回しは滅茶苦茶嫌われるから絶対するなよ。あとは、自分が前にリクエストしたキリリクが終わっていない状態で、また新たなリクエストをする行為も控えた方が良い。…言うまでもねーが、キリ番を取った本人だからって、その更新を催促する事なんてするんじゃねーぞ」
鳳「わかりました。ゆっくり、待つ事にします」
宍「キリリクが出来上がってたら、お礼も忘れずにな。感想を添えれば、更に管理人の創作意欲が増すからよ。お互いにマナーを守って、良い関係を築けるようにしような」

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