etc.

□幸せへのプロポーズ
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「…なあアスラン。私たちも一緒に…」
「え…?」

(これは…もしかしてプロポーズ!? でも女性に言わせるのってどうなんだ…? こういうのは男の俺の方から…しかし遮るのも何だか悪い気がするし…)

 ほんの一瞬に頭に様々なことを巡らせ、ドキドキしながら彼女の言葉を待ち。

「ジョギングをしないか?」
「え”!?」

 アスラン・ザラは、本日一番の間抜けな声を上げた。



「一緒にって…ジョギングを?」
「他に何がある? ここ暫く運動してなかったからなー、身体が鈍ってるんだよ」


 そうだな、体力作りが趣味の君が激務で運動できていないのはストレスだよな…。
 しかしこの流れだったら、他に気にすべきことがあるんじゃないか…?


「何だ? 何をそんなに驚いてる?」
「……………」

 窮屈そうに身体を伸ばす彼女は、アスランの心情を微塵も察していないらしいようだった。



「……ちくしょぉおおーーーーーー!!!!
「おお! 早いなアスラン!よし、私も負けないぞ!」
「いってらっしゃーい、二人ともー」
「お昼ご飯はご用意しますので、ごゆっくりー」
「ああ、ありがとう!」
「うわあぁぁあぁぁーーーーーー!!!!」



完。


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