†詩†

□翼
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窓を眺めていると

ふと、体が軽くなり

何処までも飛べそうな気がする

現実にはない夢の翼

夢の翼で飛べば

この果てしない空中(ソラ)

純血に染まったような陽(タイヨウ)と同化できる

そう考える午後

風が心まで冷やしてくれる夏の午後

少年は一人佇む

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