物語




「は?」

『だからぁ!生徒会を裏で支える補佐役として裏・生徒会を作るっていってんの!』




この物語は一人の会長と一人のモテ男の非日常的な恋愛物語である。



そして主人公は、裏・生徒会の会長、前田御月。
裏会長の役目は、生徒会の補佐役・その他の雑用だ。
表向きは、ね。


裏での活動は・・・


会長とモテ男の恋愛のお手伝いだったりする。

それともう一つ。

恋愛相談所。


て言っても、男子に限るが・・・。




『あー、ごめんねぇ。
ここは男と女をくっつける場所じゃないんだ。

男と“男”をくっつける場所。OK?』


「おい!前田!服装をしっかりとしろ!」


『それは滝山君にいってやり〜』


「いいからお前は服装をきろぉぉぉぉ!!」



会長はいつもまじめ。

まじめでまじめでまじめ君だ。

だが、悩みもあったり。




「前田・・・。
その、頼みがあるんだけど・・・」


『恋愛相談会?!』


「え?あ、うん・・・」


『はいきましたー!
おひとり様ご案内!!』



そして、もう一人も・・・。



「」

『騒がしい!なんですかー?』

「その、相談があるんだけど」

『・・・恋愛系?』

「あ、うん。
お前相談乗ってくるっていったから・・・」

『はいきました!
なんでも受け付けるよ!』



この二人は何を悩み、何を相談しに来ているのか。

そして、恋の行方は・・・−−?



「和君、滝山なんかやめて、俺にしない?」

「滝山!俺、じゃぁ、だめか?」

「相談ばっかだけど・・・あいつが幸せになれるなら・・・」

「先生!俺・・・俺、ね・・・先生の事・・・!」

「好きだ。
あの時のあれは、ちょっとした、嘘」

「これってなんのいやがらせなんやろ」

「いつもいつもここに来てくれているお前は、何を思ってここにきてるんだ?」



「和君、俺ね・・・」

「滝山、俺、お、れ・・・」




この二人だけでない人たちも悩んでいる。



それを、どうやって解決していくのか。



裏会長は、どういった指示を・・・。



『最後にどう判断するかは自分自身なんだよ。
私の役目は相談を受けること。
そしてアドバイスをあげること。
それだけだ。
決断くだしてどう行動するかなんて私が決めることじゃないから。
まぁ、あとは、がんばれ』






男たちはどう判断するのか。

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