だいすきなきもち

□あばれるきもち
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アルバイトをすることになりました
人生初めての体験です
仕事をして
お金を得る
大変だけど
楽しくもあり
毎日が新発見みたいな気分です

事の起こりは1本の電話から
勉強をしてて携帯が振動したので出る
「はい」
「「げんき〜!」」
夜遅くにこのハイテンション・・・優璃華さんだ・・・
「こんばんわ・・」
「「あら、やだ暗い声〜」」
「今、試験中で・・」
「「あ〜・・やだやだ思い出したくないわ〜」」
お店から掛けてるのか、後ろが凄い賑やかだ
「「夏目君、試験終われば暇でしょ?」」
「いきなりなんですか?」
「「暇でしょ?」」
「はあ〜・・」
否定は出来ないみたいだ
「「良かった!バイトするよね?!」」
「はい?」
「「夏目君の家から近いし、簡単な雑用だから、期間も1か月だけ、拘束時間は5時間位で、土日だけなの、ゴールデンウィークは全部来てほしいんだって
アルバイト代は1日4000円!で、場所の詳細は今から言う番号に電話して聞いて
090××78×3×9!控えた?」」
急いでノートにメモしてると、もう一度番号を言ってる
いやいやちょっと待てと思いながら
「いや、あの・・」
「「あ!電話は明日でいいからね!じゃあよろしく〜」」
え〜〜!!!???
文句を言う隙も無く電話は無情にもプープーという電子音・・・
・・・なんで・・?俺・・するって言ったかな・・・?
いやいや言ってない・・・
机に突っ伏して脱力する
しかも、家から近いとか言ってたけど、俺の家知らないよね・・・優璃華さん・・・
無茶苦茶だ・・・・
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