Beloved feeling

□*eight*
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目覚めてすぐの説教はきつい
また携帯を開けて、時間を見ると
20:18の表示が見えた
13:30位に家を出て、今までだからそりゃ心配するよね・・と思う
名取が電気を付けたので、目を瞬かせて見上げると
服を着ている・・
「なんで、俺の家の番号知ってたの?」
「塔子さんから聞いたんだよ。念のためにって」
「いつの間に・・・」
「湿布とか色々買ってきたから、手当しないと・・さっきは気づかなかったけど、体中凄いことになってるよ?」
俺は起き上がって、自分の体を見下ろすと
確かにあちこちに青あざや、擦り傷がある
「本当だ・・」
「下着も買ってきたよ、ここには新品の下着ってビキニしか無かったんだよね〜
夏目はビキニ履かないだろ?」
「え!!??お前ってビキニなの!!??」
「・・・うん・・・知らなかった?」
「うん・・・・あれ?そういや知らない・・お前の下着・・・」
「まあ、脱がすの俺だからね」
「・・・・」
確かに・・・見る機会などあったはずがない

クシャクシャになってるアッパーシーツでかろうじて隠れている下半身を覆う
顔を撫でながらボケ〜としてると、名取が
「足のシップ換えるから足を出して」
と俺の足をポンポン叩く
ベッドから両足を垂らして、名取に向き合うと、右足の固定されていた、テープを剥がしてシップを剥がし
新しいのを貼ってくれる
冷たいのが貼られるときは、反射で体がピクリと反応する
「足首、固定した方がいいだろうから包帯巻くね」
言いながら、足をグルグルと巻いてくれる
巻き終わった、名取の手がふくらはぎから太ももへ上がってきて
何かを確認するように押す
「い!痛いよ」
「だって傷出来てんだもん」
「押すなよ!分かってるなら」
俺も視線を落とすと、擦り傷と痣が出来ていて
「そ〜いや・・俺の服・・捨ててくれたのかな、ジーパン破けてたんだよな」
自分の足を動かして傷を見ようと顔を傾けると
名取がここだよ、太ももを持ち上げる
その反動で、俺の体はベッド倒れ込む
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