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□〜01〜謎の美少女転入生的な
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               月子視点


今日の朝はいつもと少し違う。

なぜなら、いつも一緒に登校している

幼馴染がいないから。


ココ、星月学園の女性徒は私、2年天文科の夜久月子 1人しか存在しない


男の子とは違う話題ができる人がいないのは

ちょっぴり寂しいけど


幼馴染の錫也、哉太、羊くんがいるからこの学園に通えている


でも、今日は日曜日。

部活にはいっていない3人は今日はいない。


私は、弓道部に入っていて今日も部活があった




女子寮から弓道場までの道のりを歩いていると

いつもとは違うことが起きる―
              琴葉視点


『ヤバい…どうしよぅ』


今日は、日曜日。


九条 琴葉こと、九条 怜は、只今 家んちの執事とボディーガード(?)から逃げながら、オr…私は!!

今、私の目の前にある星月学園の門の前にいる

ここで、しばらくの間 俺は、女装しながら

大好きな星を専門的に勉強しながら寮生活を送ろうと思い、今日やっとの思いで執事やらボディーガードから逃げまくって、


転入の届けを出していた星月学園までたどり着いたわけだが…


どうしたもんか。


目の間には鍵がかかってまったく開く気配のない門。

そして、どこから嗅ぎつけてきたのか執事らの声が近い。



さて、どうしよう?


1、門のとなりの塀を飛び越える

2、おとなしく執事たちに捕まる

3、逃げる



ん〜、ここはやっぱり「1」が正解だろ!!


っしゃ!

もう、知ーらね!!

スカートだけど!この塀の先に誰かいたって

知るか!!
                月子視点


「アレ?なんだろう」


私は今、正門の前を歩こうとしていた。


しかし、この塀の先では誰かの名前を叫ぶ人たちの声


なんて呼んでるかは分からないけど、

『〜〜様』って聞こえるかも


どっかのお金もちのひとなのかな??



ふと、下を見やると、塀の陰にはなにやら人の影らしきものが…


え!?

状況を飲み込むのが少し遅れて上を見上げると


ひ、

「人!!?」


人が降って来た!思わず声が漏れてしまった…;


その人は私の姿を見て一瞬驚いたような顔をしたように見えたが

軽やかに私の前に降り立った。


私はその人の姿に驚きを隠せなかった


だって、私の目の前の人は…
              琴葉視点


私は意を決して、そこそこ高い壁をいくつかの技を決めて、のぼった


しかし、一回塀の上で助走がついたままの

私が見たものは、


この塀の下で私を驚いた表情で見上げる少女


しまったぁぁああ!!


まさか本当に塀の下に人がいたとは!!


うん。でも大丈夫bb

イケる!!

あの子のギリ目の前を降りよう!!

私ならイケるよ!!大丈夫!…なはず。



見事!私は少女(?)のぎりぎり目の前で降りた

 
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