□【シュザンヌとローレライの談合】
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【シュザンヌとローレライの談合】
ローレライ:『ルークとアッシュを幸せにする為に、過去へ戻って二人を産んでくれないか?』
シュザンヌ:『ローレライ。二人を私が産んだとしても、それだけでは幸せにとはなれませんわよ?』
ローレライ:『何故だ?レプリカとオリジナルという関係が二人を傷付けてるなら、そうでなくなれば苦しむ事はあるまい?』
シュザンヌ:『…ルークとアッシュは周囲には隠していましたが、お互い惹かれ合っていました。たとえ記憶を封じたとしても、恐らく又惹かれ合う事になるでしょう。その時兄弟では今と同じく悩みを抱える事になりますわ』
ローレライ:『ならば、そなたの兄の子としてルークを…』
シュザンヌ:『お兄様では駄目ですわ。お兄様はクリムゾン一筋ですから』
ローレライ:『では、どうしろと?』
シュザンヌ:『逆行する際に私達の身体を入れ替えればよろしいのですよ。私をお兄様の身体に。お兄様をクリムゾンに。そしてクリムゾンを私の身体に。そうすれば全て丸く治まりますわ!』
ローレライ:『な!?しかし…』
シュザンヌ:『それともう一人逆行させて欲しい方が居ます。後は必ずアッシュを女性とする事。これが私が逆行を了承する条件です。それ以外はお断りさせて頂きます!』
ローレライ:『…だが、他のものがそれを承諾するとは思えんが』
シュザンヌ:『言う必要は無いと思いますわ。お兄様は多分喜ぶでしょうし』
ローレライ:『……我はもう一人の心配をしたんだが……』
シュザンヌ:『それとも止めます?どうしますか?』
ローレライ:『……分かった。それでいこう。二人を頼む』
シュザンヌ:『ええ。任せて下さい』
こうしてクリムゾン達の預かり知らぬ所で話は纏まった。
――後日、ローレライが逆行について二人に話を持ち掛けてる時――
シュザンヌ:『ふふふ。お兄様の身体というのはやはり少し微妙ですけど、これであの娘が欲しがっていた待望の子が作れますわ!待っていて下さいね。レイチェルv』
実に怪しげな台詞を吐くシュザンヌがいたりした(笑)。
果たして本当にルークとアッシュの幸せを願っての行動なのかは少々疑問である。
☆一応シュザンヌはクリムゾンの事も愛してますよ。
男性ではクリムゾン、女性ではレイチェルと。比重はレイチェルのが重そうですけどι
周囲に隠してる筈なのに、しっかりルクアシュな事を知ってるシュザンヌ(笑)。
今回の逆行は『ルーク達や自分達も幸せになるし一石二鳥どころか三鳥ねv』と考えてます。
クリムゾンの気持ちは全く無視してますが(笑)。
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