□【ウサギ耳父上の受難ぱ〜と1】
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【赤毛達逆行ウサ耳父上ネタ】


◇うちではアルマンダイン伯爵のフルネームを『ヴィルヘルム・ハインツ・フォン・アルマンダイン』と捏造しています。

なので表記に混じるヴィルヘルムとはアルマンダイン伯爵の事ですv

《ウサ耳父上の受難ぱ〜と1》

伯爵  :『クリムゾン』

父上  :『アルマンダイン?お前がバチカルに居るなんて何かあったのか?』

伯爵  :『いや、お前に土産をと思ってな』

父上  :『私に土産?』

伯爵  :『ああ。コレだv』

父上  :『…なあ。私の目にはエプロンドレスに見えるんだが気のせいか?誰に土産をと言っていたかなヴィルヘルム?(ピクピク)』

伯爵  :『勿論お前にだ。目の色と合わせて良く似合うだろうv』

父上  :『似合ってたまるか〜!私は男だぞ!?』

陛下  :『いやいやクリムゾン。お前は可愛いから絶対似合うと思うが?』

父上  :『へ、陛下!?いったい何処から!?』

陛下  :『ああ。実は私もお前に着て貰いたい服があって持って来た所だったのだv∨』

伯爵  :『これはこれは見事な純白のドレスですね〜。まるで花嫁衣装にしか見えないんですが!?陛下?(黒笑)』

陛下  :『フッ、そうだが何か問題でもあるか?』

父上  :『問題大有りです!陛下〜(泣)』

母上  :『まぁ、いったい何を騒いでるのです?』

父上  :『シュ、シュザンヌ〜』

陛下  :『クリムゾンに着て貰いたい服について話してる所だったのだ』

母上  :『そうですか。それでしたら私の用意したこのドレスが一番ですわ!新しく雇ったデザイナーの作品で“ゴスロリ”というものですv∨』

陛下  :『む、確かにコレも良いかもしれんが…』

伯爵  :『クリムゾン?…っていつの間にか居なくなってる!?』


父上  :『誰か助けてくれ〜(泣)』

バタバタバタ。ドーン!!

父上  :『うわっ!』

ルーク :『っと、えっ?父上?ど、どうしたんだ?いったい…』

アッシュ:『ルーク何して…って父上?』

父上  :『うぅ、ルーク〜。アッシュ〜(涙)』

母上  :『ああ。こちらに居らしたのですか?いつの間にか居なくなってるので探しましたわ』

ビクゥ!!!

L&A :『『は、母上!?』』

母上  :『さあ。こちらで着替えましょう?ねぇ、クリムゾン♪』

じりじり

父上  :『い、嫌だ〜(泣)』

アッシュ:『は、母上!そのドレスは父上があんまりでは……(ギロッ)!?い、いえ何でもありません!』

ルーク :『ゴメン父上。母上には逆らえ無い。助けられなくてごめんなさいιそ、それにきっとそのドレス似合うと思う!父上可愛いから!うん!』

父上  :『似合っても嬉しくな〜い!そんなフォローはいらん!!(絶叫)』

伯爵  :『ああ、シュザンヌ様クリムゾンは見つかりましたか』

母上  :『ええ。捕縛をお願いしますわ伯爵』

伯爵  :『畏まりましたシュザンヌ様』

ガシッ

父上  :『あっ!?ちょっ、降ろせヴィル!嫌だって言ってんだろ!?』

ジタバタジタバタ

伯爵  :『往生際悪いぞクリムゾン。ほんのちょっとの辛抱だろうが』

父上  :『ちょっとで済まなさそうだから嫌だと言ってるんだ!』


 その後ヘッドドレスに縫いぐるみ迄持たされた父上が皆に抱っこされてヘコむ姿があった。

そして父上の嫌な予感通りこの先ほぼ毎日こんな感じで過ごすハメになるのだった。

 因みに例の花嫁衣装を着た時に部屋に連れ去ろうとした陛下が、母上の譜術を食らって黒焦げになったのだが華麗にスルーされていた(笑)。





☆若干加筆修正しましたが基本は変わりませんw





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