ケロロ軍曹
□623 絶体宣言!
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『冬樹君、好きだよ』
そう君に伝えるといつだって困った微笑みだけが返ってくる。
まだ迷っているんだね?
だけど俺は……俺はどんなことをしてでも君をモノにしてみせる。
俺のモノに。
☆623 絶対宣言!☆
久しぶりの登校。
相変わらずココは変わらない。
「冬樹君、あれからどうしてるんだろ?」
そーいえばクルルが擬人化装置を造ったってメールしてきたな。
そーなると厄介な事になるんだけど……先手必勝ってやつ?
「偵察がてら釘を打っておくかな」
お邪魔虫は何をするか分からないからオジャガ虫
BY623☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
猫も寄り付かない凄まじい赤い空間発生!
日向家の庭は今やギロロ伍長の熱気で立ちこめております!
「きっ、貴様!何しに来やがった!?……っ、まさか夏美に!!!?」
「いや夏美ちゃんには……ってか、冬樹君たちはまだ学校だろ?」
「くっ!だまれ!!この家にお前が入ることは俺が許さん!!!覚……ごぉっっっ!!!!?」
「クーックックックックッ」
「ヒュー、危なかったぁ〜」
俺のペンが動くより先に一斉射撃されるところだったぜ。
クルルが助けてくれなかったらいくつか穴が空いてたかもな?
「悪いな先輩。話が進まなくなっちまうから暫らくそこで眠っててくれよ」
「ハハ!よぉ、クルル。来てやったぜ?」
「誰も呼んでないが入んな。もう始まってるゼェ」
「始まってる?」
「ポコペン人化お披露目会っつーの?隊長とガキしかいないがなぁ?クックー」
――ケロロの部屋
「軍曹さぁーん、見て見てですぅー♪」
「ゲロッ、タママ二等は可愛い系のポコペン人でありますか!」
「軍曹さんはかっこ可愛いですぅ」
「いんやぁー、でそでそ?自分で言うのもなんだけど623よりイケてると思うんだよねー」
「俺がなにか?」
「ゲロ?」
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