ケロロ軍曹
□ケロロ……の始まり
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「ゲ〜ロゲロゲロゲロッ!見たか我輩の勇姿!!」
「軍曹ー、スモークたき過ぎだよぉ。何もみえな〜い」
「ゲ、ゲロォ」
―――3分後
「うわぁー、軍曹なのぉ!?スゴい、スゴいよ!軍服まで着てるんだ、へぇ〜」
「ゲロゲロリ。密かにクルルに頼んでいたポコペン変換システムであります!」
「ど、どうなってるの?(不本意だけど聞かずにいられないー)」
「このアンチバリアを作動させるとこを一押しすればあら不思議!ポコペンの姿に擬人化という訳よ!」
このポコペンの姿になればガンプラはもとより、多方面でも活躍が見込めるというもの。
そして何よりも。
「侵略がしやすくなったね?」
ゲロ……見抜かれた?
「軍曹はやっぱりこの地球を侵略するために」
「冬樹殿?」
「軍曹……」
ドッキィーーーー!!!!
何コレ?
何このトキメキ!
冬樹殿がこんなに愛しいなんてそんな……そんな。
「心配無用であります冬樹殿。ポコペン侵略には使わないであります!」
「軍曹」
「これはガンプラを買いに行くためのものだし?それに」
それに……なんて言えば良いのかしら?
「信じていいの、軍曹?」
「あ、当たり前であります!!」
「うん!」
もぉっ!
どうしちゃったのよ我輩!いつもと変わらないはずなのに冬樹殿がいつも以上に可愛く見えちゃうし……なんか何、何なのこれ?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「そりゃーヤバいゼェ、隊長」
「ヤ、ヤバいってそんなにヤバい事でありますか?」
「くーっくっくっくっ。これからは赤いオッサンに何も言えなくなるかもな。くっくー」
ゲロフシブフワァッ!!(??)それじゃやっぱり?
ってかさ、原因ソレしかないじゃん?みたいな?
「しまわぁっっったぁぁぁあぁぁぁ!!!!」
こうしてケロロ軍曹・恋の奮闘記は幕を開いたのであった。
*END*