ケロロ軍曹

□春の桜は咲き乱れ
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「おおっ、こりゃ凄いや!見渡すかぎり桜、人もいないみたいだね」

「ほわぁ〜キレイ!僕こんなの初めて!」

「ははっ、俺も!」


良かった。
いつもの冬樹君に戻ったみたいだ。
それにしてもマジでスゲーかも俺。
(つーか、クルルのペンが凄いんじゃないの?と、突っ込んでみる)


「睦実さんありがとう……それからごめんなさい!今は付き合えません」

「いいよッ別に!冬樹君は悩んだ上で俺に打ち明けてくれたんだろ?」

「睦実さん……」

「なら俺は構わないよ?冬樹君にとって俺は恋愛対象なんだからね!…だろ?」

「あ…えっと、は、はい」

「んじゃ、取り敢えず告白記念に」

「む、睦実さん?……ン」


「冬樹君の唇って触れるたびに甘くなるんだ。そのウチ無くなりそうだね」

「……そんなことあったら恐いですよ?」

「ははッ、例えだよ例え♪」


触れるだけのキスから今度は深く探るようなキスに変えていく。
冬樹君の口内を貪り互いの舌を絡める……そうしていると冬樹君の力がなくなって俺を縋るように抱きついてくるんだ。





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