短編
□もしも○○が○○だったら
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もしも○○が○○だったら…
神威ver.
○ックの場合。
はぁ。今日は仕事が多くて疲れたなぁ〜
ご飯作るの面倒だし○ックでも買いに行こう!
デパートに入って行くと、私は○ックの方へと足を進めた。
中に入っていくと、ピンクの髪をした美青年が!
『いらっしゃいませ〜』
なんだか悪ノリで言ってるような…
まあ、とりあえずお腹空いてるんだから買わなくちゃ!
「あの、ハン○ーガーと、シャ○シャ○チキンと、ジンジャーエールお願いします。」
『かしこまいりました。ポテトお一ついかがですか?…買わないと……殺しちゃうぞ?』
えぇぇぇぇぇ!?
今この美青年クン、爽やかな笑顔で殺しちゃうぞ?って言ってきたァァァァァ!!
ここは、ポテト一つ買っちゃおうかな…
「じゃ…じゃあ、一つだけ…お願い、します」
『よしよし。イイ子イイ子♪』
怖い美青年クンに頭よしよしして貰っちゃったー!
『じゃあ、出来上がるまで俺と話して待っててね♪』
えぇぇぇぇぇ!?
出来上がるまで!?
いやいや、話するのは良いんだけど、美青年クン、仕事はァァァァ!?
「あ、あの…お話するのは良いんですけど、あなた仕事しなくて良いんですか?」
『いいんだよ、俺、ここシめちゃったし。みんな俺のいう事聞いてくれるから大丈夫だよ。』
「え…シめるって…」
『まぁまぁとにかく。君、名前何て言うの?』
「名字名無しさんです…」
『そうなんだ。俺は神威だよ。君、可愛いね。この後、俺の家に行かない?』
「!?ご…ご遠慮します…」
『そんなこと言っちゃうんだ〜?殺し…』
『神威さん!出来上がりました!』
『もっとゆっくりで良かったのに…な』
と、残念そうに神威さんは言った。
すると突然笑顔になり、荷物を持ったまま、
『また来ないと…殺しちゃうよ?』
そう言いながらも手の中にはちゃっかり神威さんの番号の書かれた紙が。
「…明日、また来ます。」
…今日渡された携帯番号、せっかくだから夜に電話してみようかな〜と思いながら帰っていく名無しさんだった。
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