リクエスト・キリ番
□愚痴<のろけ
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バレンタイン後…
お互いに相談やらなんやらをしているうちに仲良くなった黒子、伊月、小金井の三人はちょくちょく話をするようになった
そして三人以外いないある日の部室
「ねぇ黒子聞いてよー」
「どうしたんですか伊月先輩」
「コガがー」
伊月の少しだらけた声に小金井の方を向く
そこには落ち込んだようにも怒っているようにも見える小金井が座っていた
「あれ、どう思う?」
「そうですね…やっぱり水戸部先輩関係でしょうか」
「だよね〜」
「二人とも…こそこそ何話してるの…?」
ちらっとこっちを見る小金井に伊月は意を決して質問してみる
「コガ…水戸部となんかあったか?」
「………」
「僕たちで良ければ話だけでも聞きますよ」
「黒子…伊月…」
ぶわっと涙を流して小金井は黒子と伊月に抱きついた
「ありがとうー!少しだけ…聞いてくれる?」
抱きついたまま二人に聞く小金井に二人は顔を見合せにこっと笑う
「もちろん(です)」