リクエスト・キリ番
□愚痴<のろけ
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「……はっ!」
いつの間にか熱弁している伊月に黒子と小金井は呆然と見ていた
「あ、いやえっと…」
我に返ると恥ずかしいことを言っているのに気付き、かぁーと顔に熱が集まるのがわかる
「可愛いですね…」
「日向愛されてるね〜」
さっきまでの雰囲気はどこへやらのほほんとした空気が流れる
「てか、水戸部とのケンカのことだったろ!なんでのろけになってるんだよ…」
「あ、そう言えば…」
思い出したように言う小金井
「そう言えばって…」
呆れる伊月に黒子はクスッと笑い
「皆さん相手の事が大好きだってことですよ」
どうやらケンカをしても愚痴を言っても何だかんだでのろけになるみたいだな
(そうだな!)
(まぁ、ね)
(あ、伊月がデレた!)
((二人とも可愛い…))