06/08の日記

01:28
20000ヒット+ショートストーリー
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みなさん。
ほんと、お久しぶりです!!

やっと、落ち着いて
ここに顔を出しに来られました!


四月から社会人となりまして
早二ヶ月が経ちます。

毎日が目まぐるしく過ぎています。


久々にここを覗いたら
なんと、20000ヒットしておりまして

嬉しさと驚きで
胸がいっぱいです\(^^)/



拍手の返事もろくにできずに
申し訳ありません。

しかし、まだまだこのサイトに
足を運んで下さっている方が
いらっしゃること、
本当に嬉しく思っております。

感謝です!


少しずつ仕事に慣れて参りましたので
小説の更新までいかなくても
日記に書き込むくらいはしたいと
思っています!

勿論、小説もできれば更新します。

実は、誰も知らない物語の番外編は
ストックが溜まっているので
ラケナリアや煙あれば旭ありの更新まで
繋げたらな、と思います!



以下、ショートストーリー
ラケナリア
「サンヨウシティまでの道中の話」
↓↓↓↓↓↓↓↓


「もう、なんなのよ!」
「どうした、レイラ?」

レイラの不機嫌な様子にソウヤは首を傾げた。
チラーミィは不機嫌なレイラを呆れた顔で見ている。

「これ、見てよ!」

声を荒らげて、ある場所を指差すレイラ。ソウヤは薄暗い闇の中で目を凝らした。
よく見ると、レイラの寝袋をミジュマルが占領している。ソウヤは苦笑した。

「レイラ、怒り過ぎだよー。ポケモンだって、温かい布団で眠りたいと思うよ」
「だったら、貴女、私に寝袋譲ってくれるの?」
「ごめん。あたい、寝袋じゃないと寝れないんだ。うん。じゃ、おやすみ!!」

ペイジは明らかに布団を取られるのを嫌がって、そそくさと寝てしまった。

「レイラ。ただミジュマルをどかせばいいんじゃないか?」
「とっくの昔に試したわ。ソウヤ、やってみなさいよ」

不機嫌であるため、命令口調になっているレイラにちょっとイラついた。おそらく、自分も早く眠りたいのだろう。
普段ならレイラの不機嫌なところも受け止められるが、今は正直鬱陶しい。
そう思いつつ、これ以上レイラを怒らすと面倒なことになりそうで、レイラの言うことを聞く。
やってみるとレイラの言った通り、できなかった。それというのも、ミジュマルが寝袋を抱きしめ、握っているのである。

「あー、これは……」

ミジュマルの眠りは深い。しばらく起きそうもない。

「モンスターボールに戻すのは嫌なのか?」

そんな案を出すと、レイラは自分から視線をズラした。
心なしか、顔が赤くなっているように見える。

「……安心できないの」
「え?」
「チラーミィとミジュマルがそばにいないと安心できないの!!」

恥ずかしそうに声を荒げるレイラにソウヤは吹き出すのを必死で堪えた。辺りが暗いため、恐らく、気づかれていない。
寝たはずのペイジの背中が揺れている。おそらく、笑っているのだろう。それもレイラは気付かなかった。

「そうか、二匹と一緒がいいんだな」
「ポケモンセンターで一人で寝たとき、寂しかったんだもの……」

そう言われて、ソウヤはポケモンセンターでのことを思い出す。
そういえば、ミネズミに襲われて、ポケモンセンターへ行ったとき、確かにミジュマルとチラーミィと別室で眠ることになっていた。
しかも、自分がレイラのそばにいれば、幽霊扱いされ驚かれた記憶もある。
なるほど、二匹がいないと安心できないとはそういうことか。彼女は結構な怖がりなようだ。
ソウヤはフッと笑うと、自ら寝袋を出た。そして、レイラの寝袋の隣に、自分の寝袋を置く。

「なによ……」
「俺のを使えばいい」
「え?」

散々喚いてたくせに、躊躇しているレイラを見て苦笑した。

「これなら、安心できるだろ」
「でも、ソウヤは……」
「俺はどこでも寝れるから大丈夫。旅の先輩だってこと忘れたか?」

にこやかに言うソウヤに、レイラは次第に笑顔になる。

「返せと言われても、返さないわよ」
「わかってるよ」

レイラは納得すると、ソウヤの寝袋に入っていった。チラーミィもレイラとミジュマルの近くで眠る。
ソウヤはその辺にある適当な木に寄りかかると、そこで眠ることにした。

「(レイラって面白いな)」

レイラの面白さを感じつつ、ソウヤは眠りに入る。
こうして、寝袋騒動は幕を閉じたのだった。


終わり



☆コメント☆
[あかり] 06-10 00:32 削除
お久しぶりです。m(__)mそしておめでとうございます。ヘ(・・ヘ)最初の内は慣れないことばかりでくたくたになりますから無理しないでください。これからもずっとずっと遊びに来て応援しますから身体に気をつけてがんばってください。

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