姫KnightとA prank王

□第参歩☆ゾロリ、結婚する?!
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『お、やってるやってる』





イシシ、ノシシが警官に囲まれる…。




そろそろ頃合いだろう。











『待ってください!』







一段と声を張り上げると、皆がこちらを向く。








イヌタク「だ、誰だ君は!」






『僕ですか?僕は……ゾロえさんの婚約者です』






全「?!」







ゾロリ「…」





『ゾロえさんを探している時、ゾロリさん達に会ったんです。そしたら、ゾロえさんを知ってるって言うから…。来てみたら…結婚?
ゾロえさん、僕を忘れてしまったんですか?』







悲しそうな表情をすると、ゾロリの目が微かに揺れる。









『…貴女がその人を、選んだんですね…?』





ゾロリ「…ッ」





『…分かりました』






そう呟いて、ゾロリに歩み寄る。







『幸せに…なってくださいね?(笑)』









この言葉を皮切りに、イシシとノシシがゾロリを連れ出す。








『ッ、な…!』




イヌタク「しまった!」





『「ゾロえさん!!」』







私は演技だが、何故か声が被ってしまう。







私は、イヌタクが動くより早く彼らを追った。











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