姫KnightとA prank王
□第参歩☆ゾロリ、結婚する?!
4ページ/7ページ
『お、やってるやってる』
イシシ、ノシシが警官に囲まれる…。
そろそろ頃合いだろう。
『待ってください!』
一段と声を張り上げると、皆がこちらを向く。
イヌタク「だ、誰だ君は!」
『僕ですか?僕は……ゾロえさんの婚約者です』
全「?!」
ゾロリ「…」
『ゾロえさんを探している時、ゾロリさん達に会ったんです。そしたら、ゾロえさんを知ってるって言うから…。来てみたら…結婚?
ゾロえさん、僕を忘れてしまったんですか?』
悲しそうな表情をすると、ゾロリの目が微かに揺れる。
『…貴女がその人を、選んだんですね…?』
ゾロリ「…ッ」
『…分かりました』
そう呟いて、ゾロリに歩み寄る。
『幸せに…なってくださいね?(笑)』
この言葉を皮切りに、イシシとノシシがゾロリを連れ出す。
『ッ、な…!』
イヌタク「しまった!」
『「ゾロえさん!!」』
私は演技だが、何故か声が被ってしまう。
私は、イヌタクが動くより早く彼らを追った。
→