姫KnightとA prank王
□第参歩☆ゾロリ、結婚する？！
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走り出した車に、飛び乗る…。
その姿はさながら…婚約者を盗まれた男のど根性…に見えるのだろうか。
中に入り込んで、扉に鍵をかける。
『良くやったぞ、イシシ、ノシシ！（笑）』
二人はへへへと笑った。
さて、問題はここからだ。
ゾロえからゾロリに戻さねば…。
『…ゾロリ、大丈夫だったか？』
だが、ゾロリはなかなか元の人格に戻ろうとしない…。
『…（めんどくせぇ）』
そこで私は強硬手段に出ることにした。
騒ぐゾロリを鎮め、彼の額に触れるだけのキスをする。
これは、私の国で混乱を収めるために使用する魔法が込められている。
すると…。
ｿﾞﾛﾘ「ッ、え、ちょ…ビアンカ！！お前今…！////////////」
『戻ったか…』
ホッとするまもなく、車が揺れる。
『ッ、しまった！この先は崖だ！！』
次の瞬間、浮遊感が体を襲う。
ゾロリは慌てて車の後ろの扉を開けた。
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