姫KnightとA prank王

□第参歩☆ゾロリ、結婚する?!
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すると、丁度いい具合に鳩の足にゾロリのドレスが引っかかり、ゾロリの体が浮く。間髪入れず、イシシ、ノシシが彼の足にぶら下がる。



ゾロリ「ッ、ビアンカ!こっちだ!!」





『へ?…うわっ!』






ゾロリが私の手を引き、抱き抱える。






私達はそのまま、鳩たちに支えられながら空を飛んだ…。































ゾロリside






「いや、しっかし…危なかったぜ」




ノシシ「今回もビアンカに感謝だね、ゾロリせんせ(笑)
あの作戦、ビアンカが考えただよ?」



イシシ「んだんだ(笑)」





「…そだな(笑)」






俺様はそう呟いて、ビアンカを見つめる…。



今こいつは、疲れたのか俺様の腕のなかで眠っていた…。





…。こいつが本当に女の子だったら…。俺様は間違いなくお嫁さんにしていた…。こんなに他人を思いやり、優しく…美しい女の子なら…。







「ッ……なんで女の子じゃねーんだよ…」






ポツリと小さく呟く…。


たった1週間位一緒に居ただけなのに…。こいつの存在は、俺様の中で、確実に大きくなっていた…。






『…ゾロリ?』




「ッ」





気が付くと、ビアンカがこちらを見ていた…。やべ、起こしたか…。





「わ、悪ぃ…起こしたか?」





『いや…しばらく前から起きてた…』







そう呟いて、うつむくビアンカ。
…ん?待てよ?






「しばらく前から…って、どのくらいだ?💧」




『…「なんで女の子じゃねーんだよ」あたり』







やっちまった…💧








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