青と赤の祓魔師
□B黒猫(ケットシー)
1ページ/3ページ
メフィストsaid―――
♪〜(takeoff)〜♪
『あ、電話…』
メフィスト「おや、貴女も携帯はピンクですか(笑)」
『…わざとピンクにしてんだよ。ホントは白が良いけどな…』
【ピッ】
『はい、田代……分かりました、今向かいます』
【ピッ】
『メフィスト、あたしちょびっと仕事行ってくるわ…』
メフィスト「無理しないでくださいよ?」
『分かってるっちゅーの!
…あ、そうだ。
今日アマイモン来る?』
メフィスト「…何故アマイモンを知っているんです?」
『…前から知ってるよ?』
メフィスト「なっ…!」
『んじゃ、行ってきまーす(笑)』
メフィスト「ちょっ…待ちなさい!」
『なに?』
メフィスト「…アマイモンには近付かないでくださいよ?」
『はぁ?』
メフィスト「…それだけです」
『…なに、心配してんの?(笑)』
メフィスト「なっ…!そんなわけないでしょう!?////」
『…そうか……(笑)』
メフィスト「(…ちがう。
【ズキッ】
そんな顔…させたいんじゃない…)」
『分かった…アマイモンには近付かないよ…』
しおりはそう言うと、窓から外に飛び出した。
…何故、アマイモンに会わせたく無いんだ?
アマイモンに取られたくない…
…取られたくない?
何を考えているんでしょう、私は…。
…私の補佐官だから?
…そうでは無いですね…。
私はどうかしている…アイツが…しおりが補佐官になってからずっと……
何故私は…
→