女怪盗 見参

□参話🔫宝石と大泥棒A
1ページ/17ページ



ルパンに話を聞くと、不二子に
ここに来る前に予告状を出してくるように言ったらしい。



不二子「あと一時間もすれば会場は開くし、多分その頃には銭形も来るわね」



次元「とっつぁん、やっぱはええな」




とっつぁん……か。

俺の考えが正しければ、平和愛は多分そちらに飛ばされているのだろうが……。




ルパン「ま、考えててもしゃーねえ。しおり、頼んだぞ」




『ああ、任せておけ』










……1時間後、ユニザック会社の入り口付近でパーティー参列者がワラワラと集っている。


『……さて。ルパン、お前さんらは大丈夫か?』




そう聞いて、ふと振り返ると、
四人ともばっちりマネージャー風の服に身を包んでいた。



……しかし……。



『カッチリした服着ると、ホント泥棒さんには見えねえなぁ』



麗奈「皆、顔の素材が良すぎるんだよ💧」




不二子「あら、貴女たちだって十分可愛いわよ?
必要なのは顔の素材じゃないわ。女の子はメイクでどこまでも可愛くなれるんだもの♪」



唇に人差し指を当てて、フフフと笑う不二子。

……どう考えても、その色気を出すには不二子並の素材のよさが必要だろうに……。



『どの口が言うかね……。
……よし、行くぞ』







次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ