転生歌姫
□マジュニアと孫悟空
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ヒューン…
『ね、これどこまで落とされんの』
「知らん…。つかねーちゃん」
『あ?』
「徐々に遠くなるのは気のせい?」
ヒューン…
『あ、ヤベー。離されてる』
「悠長すぎだって!お姉ちゃーん!!!」
いわゆる逸れの姉貴だぜ←
『うん、ふつーにヤベーな…』
何とかして着地しないと…。←そっちか
『見よう見まねで…。
か、め、は、め…』
『はー!』
ボンッ
『お、出た』
しかもそのおかげで、難なく着地。ラッキー。
「おい…」
『ふぇい?』
くるりと振り返ると、そこにはいとしのナメクジ様がいた←
ピッコロ「貴様、何者だ」
『あ、私今生き返ったばかりのハルナといいます、大魔王様』←
大魔王、と呼べば彼…ピッコロはぎょっとした顔になる。
ピッコロ「…俺が分かるのか?」
『存じ上げておりますです。クールでかっこいい大魔王様』←
ちょっとおだてれば、ピッコロは少し顔を赤らめた←
赤らめたつっても、元が緑だから紫色になるだけだけどね←
『あ、今はマジュニア様と呼んだほうがいいですかね?』
ピッコロ「…マジュニア?」
『そう。魔族の子供だから、魔ジュニアってことです』
ピッコロ「なるほど…。そういう名前も悪くないな…」
姿形見りゃわかるけど、ピコさん若いからなぁ…。多分、Zの前辺りだ。
『あ、そだ!修行しない?!マジュニア様、強くないたいんでしょ?』
ピッコロ「様は付けなくていい…。それと、お前のような貧弱な人間が、俺様と修行出来ると思うか?」
『貧弱ではないですよー、私宇宙人ですので(笑)』
ピッコロ「?!」
『今は前に垂らしてますけど、普通にすると…ほら!』
ピッコロ「猫耳…」
『そうです。私、ミューシャン人っていう宇宙人なんですよ?結構強いので大丈夫だと思います(笑)』
ピッコロ「…いいだろう」
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