姫KnightとA prank王
□第参歩☆ゾロリ、結婚する？！
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昨日泊まった宿がある町を、散策し始める。
すると、向こうに人だかりができていた。
行き交う人々の声を聞く限り、モデルのシンディ・クロヒョードが居るらしい…。
『（あ、これ私の好きな話…）』
旅の必需品を買うことに託けて、私はゾロリから離れる…。
そして、おそらくゾロリとイヌタクが来るであろう服屋に、女の子の姿で来店した。
しばらくすると、ゾロリが大慌てで来店する。
『…ゾロリ』
私は、素早く女物のワンピースを彼に手渡す。すると、意図を汲みとったのか、「サンキュー」の声…。
そして、私は彼が入った試着室の隣に紛れ込み、あらかじめ用意しておいたゾロリと同じ服（かいけつゾロリの服）に身を包む。
『ゾロリ』
ｿﾞﾛﾘ「？！」
『君は、男と女の役を交互にやって女の姿で外に出ろ。その後、僕が君の姿で裏口からゾロリが逃げるように見せかける…』
ｿﾞﾛﾘ「でも、お前…」
『いいから。…来るぞ』
ｿﾞﾛﾘ「！」
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