異世界・ラブ・戦争

□M細胞だらけの人造人間
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『この研究所の地下にね?あなた達の弟になる人造人間が作られかけてるの』




ゲロ「?!貴様!どこでそれを!」





『うるさい。親は黙ってて』





いくら姉弟を改造したからって、17号と18号という人造人間の親には違わない。

私はゲロをひと睨みすると、二人にに案内を頼んだ。





付いていくのは、私、ピッコロ、クリリン、トランクス…。



サックスと天津飯には、ベジータを抑えてもらってる。





ラズリ「ここだよ。ゲロは毎回ここに引きこもってたんだ」





ラピス「けど…こいつがどうしたんだよ?」





『…こいつの名前は…セル…。細胞って意味だよ』




ラズリ「セル…?」




『こいつが、最終形態になるには、お姉さんとお兄さんが必要なんだ』



ラズリ「どういうことだい?」




『つまり…お姉さんとお兄さんを、こいつが食べてこそ…最強の人造人間になるってこと…』





ラピス「なっ……それをゲロは研究してたってのか?!」





『そうなるね…』





ラズリ「くそ、あの野郎…!」





『で、なんだけど。私が来たことで、多分未来は変わると思うんだ…。でも、トランクスのいた未来では、私はこれについて何も触れてない…。そうだよね?』





トランクス「ええ。人造人間が来たときも…未来の貴女は、神殿にいました」





『だろうね…。もともとピッコロにそういう約束されてたから…。でも、今回私は動き出した…。多分、未来の私は…セルの存在に気づけてなかったんだ…』





トランクス「どういうことですか?」






『恐らく、どこかの森に…トランクスの乗ってきたタイムマシンと同じものが乗り捨ててあるはず…。でも、未来の私がセルの存在に気づけてなかったとすれば……そのタイムマシンを見つけられなかったからだろうね』







正確には、蝶(ルフ)達が見つけられなかった…という所か。






クリリン「え?!じゃあ、今は…!」






『見つけてる…だから、約束を破ってまで来たの』









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