異世界・ラブ・戦争
□N覚醒と争奪戦
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ふと、目が覚めた…。
見慣れない天井が、目に映る。
『ここ…どこ?』
ふと目線を横にずらすと、悟空が気持ち良さそうに寝ている。
カメハウスだとすぐに分かった。
『(…悟空の蝶(ルフ)は…と)』
しばらく前まで、赤い点滅を繰り返して弱々しかった蝶は、今は元気に水晶の中を飛んでいる…。
『(峠は越えたんだ…良かった)』
布団から起き上がり、窓の外を見る。
すると、全員がスカイカーに乗り込むところだった。
『(まだ正直体はダルいけど…家族を守らなきゃ!)』
そして私は、窓から飛び降りた。
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