黒髪の魔女姫

□弐話-入学式
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明け方―

私はハグリッドに使いを送った。勿論白ふくろうだが…。理由は、ハリーは絶対、何も知らない筈だからである。店の名前や場所をしっかり教えて貰わねばなるまい。



『まあ、間に合うだろうがな…恐らく、グリンゴッツ辺りで落ち合うだろ…』




その時、ふと足音が聞こえてきた。規則的にカツコツ鳴る音からして、あの人だろうが…。




『…私に何か用事ですか?セブルス』





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