DRAGON LOVEVR

□3話 部屋割り
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『ったく。シュウのやつ…どーこが″洗ってる″だ』



「全くですね」




垢が出るわ出るわ…。
何日洗ってないんだ?



俺達はバスタオルを体に巻き、シロンたちを洗いにかかった。グローブと飛行帽、ランシーンの場合服や髪飾り(毛飾り?)もとってゴシゴシ洗う。



ネズミ姿だから、どこまで洗っていいものやら…。





『ほら、お湯かけっから耳押さえてろ』



耳聞こえなくなっても知らねぇぞ?


そう言えば、慌てて耳を押さえる二匹…。





『「(やばい、可愛い…!)」』←






お湯をかけ終わると、プルプルと体を振るって水をなくそうとする二匹。



「姉上、このくらいですかね?」


『…うん、こいつらが座るには丁度いい高さだな。座らせとけ』






妹に指示して桶にお風呂の湯を入れ、シロンたち用の浴槽を作り、そこに二匹を入れる。



二匹がほっこりしてる間に、髪と体を洗って浴槽に入った。







『しっかし、また髪伸びたな…』


「だから結べと言ってるじゃないですか」


『アホか。ランシーンやガリオンみたいに結んだら、お前やガクの特権無くなるぞ』


「確かにそうですけど…」






妹と話す間、シロンのでこを指先でツンツンする。初めは我慢してたみたいだが、どうやら限界のようだ。








シロン「ガガッ!ンガガガッ!」


『やめろと言われてもな…。お前のその姿が可愛すぎるのが悪い』←


シロン「ガッ?!//」


「…顔赤いですね」


ランシーン「ガァ〜…(ため息」



「まあ、私はランシーン様が居ますから…。愛でがいがありますけどね(笑)」
【ほっぺプニプニ】←



ランシーン「…///」


『ワル夫も顔赤ぇじゃねぇかよ…』











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