女怪盗 見参

□肆話🔫修行と師匠
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麗奈は、ブーブー文句を言いながらも
アルから譲り受けたワルサーP38を丁寧に磨き、組み立ての練習をしている。


「これでルパンとお揃いよね」とは彼女の言葉だ。




麗奈「接触感応能力"サイコメトリー"がなかったら、絶対無理だ💧」





……それは同感だ。





一連の組み立てを練習してから、俺はアルから譲ってもらった三丁の銃をきれいに磨く。



実はあのあと、麗奈の銃と俺の二丁の銃を譲ってもらうため、宝石を渡しに行ったが、アルは「ありがとう」といって「これも持っていけ」と一丁の銃を俺に渡してきた。




コルト M1877



二丁ともオートマチックのベレッタを選んだ俺に、アルはリボルバーの銃を持ってきたのだった。




麗奈「にしても。次元がベレッタ選ぶとは思わなかった」



『?そうか?』




麗奈「おう。絶対S&Wのやつだと思ってたよ」





『ははは…💧
俺そこまで熱狂的なファンにはなれねえよ💧』







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