ピエロと星の戦士

□2 騎士の憂鬱
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私がシェリー殿下に思いを寄せ始めてからもう何年になるだろう。



今でこそ手合わせをしてくださるようになったが、出会った頃は此方を向いてすらくれなかった。
騎士という存在に絶望していた少女の光を移さない冷え切った瞳は今でも覚えている。
できれば二度とあんな目はさせたくない。












話は6年前にさかのぼる。


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