MAGI- -

□ルフに愛されし少年
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あの後、もうシンが言う言葉は予想をできていた、


だけど、やはり聞いてみるといつも通り、ああなるものですね……




まぁ、わが王の決めたことですから、従うほかないですが、、、


それでも、私はシンに手を出されたりしまっては困るものなので、

念のため、といいって、その少年のもとに一人、八人称をつけさせてもらうことは承諾してもらった。



無理やりにでも、ですがね。










あれから一日たった今だけど、まだ不安というものは、消えない。





……シンはあの少年はルフに愛されているから大丈夫だ!!、と言っていましたけど……



私には、よくわからない。





ルフというものが今は目に見えないからシンたちのようには思えないし、


私たちには守る役目がある。






それを、やりぬかないと、いけない。





……で、



その私たちが守らなければならない、王はどこへ行ったんでしょうかね……


はぁ……、と今日何度目かわからないような溜息をついた。






「うわああああああああああああああああ!!!!???」




!?

今の悲鳴は、シャルルカン……!?!?




シャルルカンは、今日、あの少年の見張り役として、いてもらったはず……!!






まさか……!!


そんな、いやな思いを抱きながらも、

その声の元凶のもとへと走っていった。
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