しゅごキャラ!- -
□お詫びは麩菓子で
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歌唄「それで、空は何やってたの?」
私が座ってるいすの後ろから覆いかぶさるようにして持っていたものを覗き込んで言う歌唄、
「これ、おいしそうだなーって、見てた!」
適当に手に取った雑誌をパラパラとめくっていると、目についたのがこれ、
簡単につくれるお菓子!!から、色々と難しそうなものまでであって……
おいしそう……
歌唄「ホント……あ、でもこんなのだったら作れるんじゃない?」
そういって、歌唄がさしているのは、簡単!ティラミス!っていうやつとか、簡単!ロールケーキ!……ほへぇ……
確かに……あんまり時間も材料費もかからないし……
結構いいかも!!
「歌唄ー、時間ある?」
歌唄「え……?あぁ、大丈夫よ」
一瞬考えてた歌唄だったけど、私の考えが分かったのか、笑顔で言ってくれた
やった!!
歌唄と一緒にお菓子づくり……!!
そして、歌唄のエプロン姿……!!
スター「……空ちゃん、考えることが違うねー……」
ウルフ「危ない方向に………」
フラワー「ふふっ、そうですわね」
危ない方向……?……?
歌唄「それじゃあ、あたしは使えるとこ、探してくるわね」
「あ、うん!!いってらっしゃーい!」
そういや材料も揃えないといけないな……
近くのお店とかに、この雑誌もっていったらいっか!!
そうだ!
「イクトも一緒にお菓子、つくる?」
さっきから黙ってたイクトに声をかけてみる
イクトがお菓子作り……結構面白そう!!
イクト「……なぁ、空」
「?何?」
……?イクト、なんか考え込んでる……
どしたんだろ……?
イクト「その材料買う時に一緒に行く」
「うん、わかった!!あ、じゃあ歌唄と一緒に3人で行くかなー」
歌唄、イクトと一緒の方がいいだろうしね!!
イクト「いや、今いくぞ」
え、
「歌唄おいてっちゃうの!?……じゃあ!!なんか置手紙とかっ!!」
フラワー「じゃあ私が歌唄さんにお伝えしておきますわ」
イクト「サンキュー、んじゃ、いくぞ」
「え、あ、いってきます!!」
イクトに半ばひきずられながら、近道(猫道?屋根の上なんだよね……)をしていきました