MAGI- -
□目覚め
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僕は、これからどこかの世界へ、いく……?
そこで、闇を……はらう……?
闇?
「……僕には、そんなことできない、それに闇なんか」
僕にはそんな力なんてない。
できるわけが、ないんだ。
「大丈夫さ、君にならできるんだ いや、君たちしかできないんだよ」
っ……
そんなこと言われても、できないものはできない。
そんな
「ソラには、彼らがついているんだ……ほら、君の周りにいるだろう?」
彼らは……この光る鳥のようなものは……
「ソラ、君を守ってくれているんだよ
」
……そっ……か……
彼らは、僕を……
守ってくれているんだ……
さっき、考えていたことはあっていた……。
この、暖かさや、優しさは、彼らの気持ちのようなものが、伝わってきたもの。
「ね?大丈夫だろ?」
そう微笑みながら、彼は言う。
……僕は……
「……うん、わかった
だけど、一つ、お願いがあるんだ」
僕のそんな言葉に、彼は不思議そうに首をかしげ、訪ねた。
なんだ、と。
それに僕は、
「……
僕と、友達になってよ」
そう返す。
その途端、彼の目が大きく見開かれる。
……?
そんなに驚くことを、僕はいった……?
「いや、ただ、彼とそっくりだと思ってね
うん、君にならだいじょぶだよ。」
僕が不思議そうな顔をしていたのかそう、ウーゴは教えてくれた。
「うん、、そうだね、俺は君の友達だよ!!」
……!!
ウーゴは、彼は僕の、友達に……!!
なってくれた
「ありがと、ウーゴ」
っー!?!?
そういった途端、周りにいた、彼らがまばゆい光を発し出した。
、ウーゴが見えなくなるくらい
そんな光に、僕はもう目を開けてはいられなくなる。
「……ごめんよソラ、もう、今はここまでみただ。
……それじゃあ、また会おうね!!」
その世界で、
その言葉とともに、僕の意識はいよいよ途切れた。
彼らのつつむ光とともに。
僕は、この場からいなくなった