/ Short story

□/ 嫉妬
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「きーちゃん!」
「…え、桃っち!?」


ある日の午後。
モデルである黄瀬涼太は今日も忙しく撮影に参加しており、やっと撮影が終わったと思う時には日が暮れていた。



肺の中からこれでもかというほど息を吐き出し最新式の携帯を取り出し連絡が来ていないか確認する。

だが黄瀬が望んでいる人からは電話はおろかメールも来ておらず撮影で疲れた身体を重くするばかりだった。



そして何時もの様な変装をして歩いていると帝光中バスケ部時代のマネージャーである桃井さつきと出会った。


最も、今では黄瀬がいる海常にはおらず面倒をみるという理由だけで桐皇にいってしまったのだが。
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