It's impossible!!√O

□I'm back.
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晩ご飯を食べ終わって部屋に行こうとするとリーダーと小南から呼び出された。
リーダーの部屋に行くと二人が言った。
「……來、あなたよく角都から目を逸らさなかったわね」
『え?だってせっかくお話ししてるのに相手の目見ないって失礼じゃないですか。あと角都さん、あれわたしが目逸らすの待ってた感じありましたし。なら意地でも逸らしてやりたくないですよwww』
「(おっと?これはやっぱり暁に連れ帰っていいと思ったオレの勘当たってる感じしかないぞ??)……さて、本題に入るぞ」
「まず……これはわたし達から」
袋を貰った。
『これは何ですか?』
「……あなたはこれから暁の一員として戦闘要員になる」
『!!……はい』
戦闘要員か。頑張るしかないな!
「その時に必要になるクナイとか暁装束が入ってるわ」
『暁装束……いつも皆さんが着てる?』
「そう。このコートは外に出る時……プライベートで出かける時以外は必ず着ること。いい?」
『はい』
「次に。この暁は……S級犯罪者集団だ」
『はい』
うん、知ってた。
それでもわたしは暁に入ることを望んだのだから別に後悔はしていない。
「その暁に入った以上抜けることはできないし、身に危険が降りかかる。いいな?」
『はい』
「最後に……明日から任務をして貰う。よってツーマンセルを組む相手を決めてもらう」
おう、いきなりだな!?
そんなに人手不足なんだ……。アルバイトとか雇ったりできたらいいのに。絶対無理だろうけど。
『……えーっと……今一人なのって……?』
「ゼツ……だろうか?」
「でも、ゼツはツーマンセルを組まないでしょう?」
『じゃあわたしも一人でいいです』
「え……大丈夫か?」
『大丈夫ですよ!もともと知らない人と組むのは苦手ですし……今度誰かが入ってきたらその人と組めばいいので』
「あ、それだったらちょっと待ってて。補欠呼ぶから」
補欠とか居たの?!
小南は携帯を取り出したって……忍の世界ってこんなにハイテクだったのか?
「もしもし?」
≪「小南か?どうしたんだ、こんな時間に」≫
「明日の任務、あなたについて行って欲しい子が居るの」
≪「……は?オレがなん、」≫
「行ってくれるわね?^^」
≪「え……ちっ、わかったよ、行きゃいいんだろ、行けば……」≫
電話を切って言う。
「行ってくれるそうよ」
『少々強引だったような気がします』
「まあ気にするな。明日の任務は霧隠れの暗部の偵察だ。気づかれたら瞬殺してよし」
『が、頑張ります……』
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