短編集
□モテる彼の一日
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朝、学校へ向かう途中に…。
「あ、あのっ、ちょっといいですか?」
女子から話しかけられる宮地。
「(朝っぱらかよ…)あぁ。」
「えっと、私、ずっと宮地君のこと、好きでしたっ、付き合ってください!」
「あー、悪いな、今、そういうの興味ねぇから。バスケに集中したいし。」
「そう、だよね…。バスケ、大事だもんね…。ごめんね!」
「ほんと、悪ぃな。」
そう言うと、その子はタッタと駆け出していった。
去り際の顔?
そんなの知らない。
そんなことより、部活の朝練に遅れそうでヤバイ!