冬の桜 春の氷

□花が咲いた春の日
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真白「えー…っと、十番隊隊舎は…」

私は春咲真白
今、十番隊隊舎に向かおうとしている…のですが。

真白「えー…何処だっけ」

迷子。


?「あら…どうしたの?…迷子?」


真白「!?びっくりた…。人で良かった…」

金髪の女性。死神だ。

?「あんた、もしかして…」

真白「今日から十番隊第三席になった春咲真白です!!」

?「やっぱりそうね!私は松本乱菊、貴方と同じ十番隊よ!よろしくね!」

真白「そうなんですか!
松本乱菊さんでいいですか?」

松本「何もフルネームで呼ばなくて良いのよ」

真白「あ…じゃあ乱菊さんで」

松本「よしっ!!真白!私についてらっしゃい!十番隊隊舎に連れて行ったげるわ」

真白「えっ…あ!待ってください乱菊さん!」

とりあえず乱菊さんについていこう(汗














  




しまった…

松本『…さっき隊長に仕事任せられたのよねー…。
このまま隊舎戻ったりしたら、どんだけ隊長に叱られるか
知れたもんじゃないわ…』


真白「あのー…乱菊さん?どうかしましたか?」

松本「えっ!?あ…いやその…」

『どうしよう…』

すると、そこに

?「乱菊さん。なにしてんですか?こんな所で」

大きな斬魄刀を持った
オレンジ色の髪の人


松本「おーっ!その声はっ!
    一護じゃなーい!」

一護「なんだよ。…そういえば
  そっちの、ちっこいのは?」


真白「…ちっこいの…?」


一護「わっ…悪ぃ、つい。」


『何か、冬獅郎と似てるな
っていうか気にしてたのか。』←


真白「後で覚えてて下さいね」

一護「えぇ?!」

松本「あ、一護。この子は
今日から十番隊に入隊して第三席の春咲真白って言う子よ。」

一護「へー入隊してすぐに三席か。意外とすげぇな。」

真白「意外と。は余計です!えーっと…
一護さん」

一護「黒崎だ黒崎一護。覚えとけよ」

真白「あ、はい。黒崎君」

一護「いきなり君付けとは…気まぐれなやつだな」












松本「で!一護。ちょっとお願いがあるんだけど…
聞いてくれるかしら?」

一護「…なんですか?」

嫌な予感がしなくもない。

松本「真白を、十番隊隊舎に送ってやってくれない?」

乱菊さん、また仕事サボったか。

一護「…別に良いですけど」

松本「よしっ!あんたなら
そう言ってくれると思ったわ!じゃあ後はよろしく!」

一護「…後で冬獅郎
    に言いますよー」  

その台詞は松本の耳には届かなかった。

真白「あれ?乱菊さん…行っちゃったんですか?」

一護「あぁ。じゃ、一先ずお前を十番隊隊舎に連れてくとするか…」   
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