03/10の日記

19:05
拍手、コメントありがとうございました。
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おひさしぶりですね。お元気ですか?

拍手、コメントありがとうございました。


前にも、述べたのですが
昨年末、彼女のお誕生日に何か更新したいと思い
いろいろ考えているうちに書き始めていたのですが
なんだか、重いテーマになってしまった気がして

「いいや、気長に行こう・・・」

と思い返して、少しづつ書いていたのです。

しかし、このようなものを書いているとは
ベルに出会った少女の頃には
想像もつかなかったことだと思います。


────彼女はひとり取り残される


「やさしい雨」シリーズはそういう
わたしの身勝手な空想から始まったお話でしたが
あのヒロインならば

────彼女はひとり取り残されるが
涙を振り切って立ち上がり
勇ましく革命に身投じていく・・・


という方向もあった筈で、でも

────彼女はひとり取り残される
そして残りの人生をとぼとぼと
ときにはおっかなびっくり
たまには後ずさりしながら
生きて行く方向に歩み始める・・・


となってしまったのは、どちらかと言えば
いつも状況に流されている
平凡な主婦であるわたしのせいだろうなと
思っております(苦笑)。


でも

────いつか取り残される
命にも代えがたいと思う大切なものだって
いつまでもこの手に摑んでいられるわけではない・・・


これは普遍ですね。




 さて、近況を


テレビを見れば、気が滅入るニュースばかり
それでも、まず、暮していかなければ行けない。
まず、自分で出来る範囲のことをして
あとは、しっかり食べて良く寝て
あとはできるだけ・・・気楽に過ごす事にしよう。


母と電話で話していた。


「お茶のお稽古、当分止めたの」


「それは賢明」


「だから、好きな中国ドラマをゆっくり
見る時間があって、いいわ。
でも、考えてみたら、お茶って汚いわよね」


「おやおや、お茶の先生がそんなこと言いますか。
でも、畳に直接お茶碗置いたり
必要以上にべたべた触るし、たしかに汚いよね」



そう思えば、自分が清潔だと思っているものだって
案外そうでもない・・・いや、そうとう不潔かもしれない。
外からウイルスを持ち込まないことを気をつける前に
はて、自分や自分の家は、どうなのかなと思い
念入りに掃除機を掛けて埃を取り
漂白剤やアルコールを使って
自宅の玄関や浴室や台所を徹底的に黴を取り
(これが、いやはや・・・恥かしい・・・)磨いた。


肝炎の予防注射をするのが常識のような国を
旅したり住んだり、そこで子育てをした経験もあるので
子供にも小まめに着替えたり手洗いしたり
髪や顔に触らないようにうるさくしつけたし
だから警戒心のようなものは、多少は身についている方かもしれない。
そのせいかマスクやら消毒薬やらの買い置きはあった。
バックや防災リュックにも入っていて
実家の母にも分けることが出来た。


そういえば


東南アジアのある国の出身の友人は・・・


「わたしの国では、家に帰ると真っ直ぐ
バスルームに行ってシャワーを浴びてから
居間やお台所に入るの」


「友人の家に泊まりに行くときは
枕カバーを持っていくのが常識よ」


と言っていた。
彼女の着ているものはジャケットから
Tシャツからジーンズまでピシッと
アイロンが掛かっていた。


テレビでその国の映像が流れるときなど
意識してみると、一見、古ぼけてゴミゴミした街を
黒い髪を項にかからないようにきりりと結い上げ
ピシッとアイロンの当たったTシャツを着た
女の子たちが行くのだ。

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