10/02の日記

23:17
降参しているんです。
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 拍手、メールボックスにコメントありがとうございました。


オスカルはキーラ・ナイトレイのイメージですか、なるほど。
絶世の美女で、ほんとうに細っそい人ですよね。
確かにこけているけれど綺麗な頬。シャネルのチークが映えそうだ。
わたしは「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
で同性愛者で天才数学者(ベネディクト・カンバーパッチ)の妻という
難しい役が印象に残っているかな。


わたしは、最近、登場人物たちを
「映画俳優だったらこの人・・・」みたいに想像することが
なくなりましたし、具体的に「こんな顔かしら」と想像することも
なくなりましたね、いつの間にか。
ただ、美女のアスリートの頬が薔薇色に紅潮したり
額に汗が光っているのを見て
「あんな風に白粉気のないような肌に
金モール飾りの派手な軍服を纏ったところは
新鮮で瑞々しかっただろうな・・・」
なんて想像したりすることもありますが
なんと言うか・・・彼女の容姿を具体的に想像することは
少なくなったような気がします、というか誤解を覚悟で述べますと
どうでもよくなったというか。

巧く説明出来ないのですが、彼女や彼らのことを空想するときも
その気配というか、息づかいを感じているような
そんな、ぼやっとした感じです。


たしかに、わたしは「やつれた」という形容をよく使いますね。


お客様にも


「オスカル様が年を取るなんて・・・」


「劣化は早くないですか」


というようなコメントをいただきましたし


「わたしは46ですが、まだ髪は黒々しているし
皺もシミもありません。女が美しく艶を増すのは
年をとってからだと思いますよ」

というようなコメントをいただいたこともありまして


「・・・はあ、そうですか・・・
それは、羨ましいことですねえ
妬ましいほどです」
と思ったこともあります。


わたしは、いたって丈夫で風邪も引かないのに「元気してる?また痩せた?」
「あなたはもっと食べた方が良いわよ」と言われるので
覇気がないように見えるというか
迫力がないタイプなのでしょう。
そのせいか、アンチエイジングに関しては降参というより
諦めているというか、もはや棄権しております(苦笑)。
たぶん娘がいるせいもあるでしょうね。
先日、娘の部屋にお泊まりしたのですが
娘も細身だけれど筋トレ女子なので、お布団を持ち上げている
身体の線のダイナミクスが全然違うというか
お肌もぴちぴちで、熱気が違うというか
何だか全身から水蒸気が出ているみたい。
若いと言う事は細胞レベルで若いんだな・・・
そんなことを常に思い知らされる・・・
だからもう、最初から戦う気もおこらないのですわ。


横道にそれました。



美貌の貴族の令嬢として生まれながら
邪なことや悲惨なこと、そして栄華と衰退に
立会い続けなければならないという宿命
それなのに、いつまでたっても変わらぬ
20代前半のような容姿だったら
はたして魅力的かなあ・・・


容姿に人生のやつれが影を落としていたとしても
それはそれで良いと思っているのだけれど。

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