11/18の日記

12:38
拍手、コメントありがとうございました。
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拍手、コメントありがとうございました。


ご心配かけましたね。


いえいえ、どっこい元気に暮しております。

そうですね・・・
正直、そんなに忙しいという生活を送っているわけではないと思うのですが
精神的なゆとりというものが
一番、足りなかったのかもしれません、ここのところ。

また、すこしづつ、読書したり、音楽会に行ったり
少しづつ、思ったことを文章にしたり、そういうことを
再会したいですね。
わたしは、さほど、読む方ではないと思うのですが

会えば、結局本の話しかしない、いつも本の貸し借りしてい
ると言う知人もいますね、気がつけば。
その人、最近「チェーホフ」貸してくれるんです。
面白いんだけれど、真剣に読まないとオチが解らないんで、大変です。


ああ山田詠美さん、懐かしいですね。

題名もいちいちセンセーショナルで
ご本人も、都会的でお洒落で大胆で
しかも無理している感じもなくて、だから
ちっとも下品ではなくて
育ちが良さそうな素敵な方で
まあ・・・なんというか
憧れながらも、住む世界が違う人という気が
していたのですが、そういえば
「放課後の音符」という短編集は、しっくりと好きで
何度も何度も手に取りました。だから影響は受けていると
思います。

あいにく手元にないのですが


いつのまにか学園のスターに成長していた
幼なじみの男の子と、親友が恋に落ちてしまった
という女の子のささやかな(?)悩みと
結局、最後はその幼なじみと結ばれるというお話。


振られた親友のために、その元彼を偵察に行ったら
素顔に赤い口紅だけを塗った年上のボーイッシュな女と
金木犀の香る路地を肩を寄せ合いながらぶらぶら歩いて行く
その後ろ姿を付て行きながら
「これは、かなわないな・・・」と思うお話。


それから、クラスの中で浮きまくっている
「組長の娘」に代表で意見を言いに行ったら
どういうわけか、彼女と彼女の兄の愛人と3人で
ハイヒールを履いて夜の街に
繰り出す事になると言う愉快なお話・・・
このお話が一番すきだったかな・・・

その極道の愛人である美女に

「あんたたちも痛くないハイヒールを
履けるように努力しなさい」

と説教されるシーンがあったように覚えているのだけれど


「ハイヒールを履けるように努力しなさい」じゃないの
か、そうか・・・上等のハイヒールは痛くないのか・・・と感心した記憶が。



登場人物たちは、所謂(大人が決めた)品行方正な
少年少女たちではないのに
清冽な香りを放つ白い花束のような印象の
素敵な短編集でしたね。

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