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□第二章 名前
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屯所に戻ると少女のことを局長の近藤、その他の組長たちに説明をした


近藤「この子がね…」
近藤は部屋の真ん中で手を拘束され座らせてる少女をまじまじと見る
少女はこの場所に居づらそうにうつむいている


新八「おいおいそんな訳ねーだろこんな女の子が人斬りなんて誰が信じるって」
原田「17,8の娘に人斬りや、殺人鬼、死神なんて似合わなすぎるぜ」
平助「そうだよ2人の言うとおりだよ!!この子が黒の死神なわけねーよ!!」


新八、原田、平助は少女が殺人鬼と結びかないようだ


井上「そうでだね原田くんが言うようにこの娘さんは17,8くらい。そして黒の死神が現れ始めたのは12年ほど前から。
もしこの子がその黒の死神だとしたらこの子は5歳の頃から人斬りをしていたことになるよ。
果たしてそんなことがあり得るのか…」
井上の言葉でみなは考えこむ


近藤「うん…斉藤くん君はどう考える?」
近藤はしっかりとした姿勢で少女を見つめる斉藤に声をかけた


斉藤「みなの言うとおりこの娘が黒の死神とは考えにくいです。しかし不自然な点が多いのもまた確か。
例え黒の死神ではなかったとしても幕府を脅かす存在かもしれません。」
斉藤は淡々と解析をした答えを出した


近藤「うん…」
唸り声を少し上げ考えこむ近藤
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