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□貴方に溺れて3
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「ごめんなさい!!今から補習入って鮫柄学園へ行けなくなりました!!」
放課後のプール江ちゃんはやってくるとみんなにそう言った
今日江ちゃんは鮫柄学園に行って合同練習の打ち合わせをする予定だったのだ



「そっか補習ならしょうがないね
でもどうしようか」


「大丈夫よここは顧問の私が行くわ!!」

ピンポンパンポン
《 只今より緊急職員会議を行います各担任の先生は会議室にお集まり下さい 》



「ごめんなさい使えない顧問で…」


「仕方がないよあまちゃん先生会議だもん!!」


「でもどうしましょう」


「私が行くよ」


「えっ翼ちゃんが!?」


「みんなは練習あるし
私ちゃんと鮫柄学園の場所も知ってるから」


「じゃあお願いしてもいいかな翼?」


「うん」
それから江ちゃんに少し色々話を聞き
江ちゃんは走って教室へと補習に行った



「それじゃあ私も行ってくるね」


「いってらっしゃい!!」


「…翼!!」
行こうとした時に遙に呼び止められた



「どうしたの遙?」


「…いや別に何でもない」
少し考えてそう言った遙は直ぐにプールへと戻った



「なんだったんだろう」
さすがにあれだけでは分からなかった
少し気になるが私は鮫柄学園へと向かった
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